おはぎさんの癒しパワーにすがる日々。
猫をお迎えして2週間経ちました。いやはや、亀飼育との違いをこれでもかと実感しております。
生き物と暮らしてかれこれ9年になりますが、「同じ種類なら仲良くできるかも」という理由で我が家にはミシシッピニオイガメしかおりません。それが、ここに来ての猫。同じ亀でもなく、爬虫類ですらない。初めての飼育が亀だった僕ら夫婦にとって、4匹目にして初めて猫を迎えたことはわりと大きなカルチャーショックになっています。
まずね、素っ気ない亀(上のあずきさんなんか代表的ですが)と違って、猫はかまってあげないといけません。
亀は基本的に孤高の生き物ですから、飼育にあたって社会性は気にしなくていいわけです。人間に馴れるということはあっても、懐くということはあまりないですし。
だけど猫は、とくに子猫は飼い主と遊び、コミュニケーションを取っていく中で関係性を築いていきます。さらに遊ぶことで運動ができ、筋肉や骨格が作られていきます。遊びは食事と同じくらい大切なんですよね(受け売り)。
まだ子猫だからなのか、ごまめも遊ぶのが大好き。先週お話しした「狩り」の遊びもそうですけど、追いかけっこや隠れんぼなど、飽きさせないように色々とやっています。何せ1日4回くらいありますのでね、そりゃもうこちらも体力勝負なわけです。
四十路夫婦、「大きくなったら遊んでくれなくなるかもしれないし、今は頑張ろう!」と励ましあいながらやっておりますよ。
それとね、やっぱりエサの問題です。
亀のときは、場所見知りしたおはぎさんが何も食べてくれなくて、そりゃもう色々と試しました。あれから8年、今でも食欲にムラがでるときはありますが、食べないときは食べられるものだけ与えつつ、回復を待つようにしています。亀は数日食べなくても大丈夫な生き物ですしね。
ごまめもまたエサの試行錯誤中ですが、相手は「グルメ」とさえ言われる猫。加えて大事な成長期にある子猫です。
昨日まで食べてたエサを食べなくなったり、開封して2週間くらいしたエサは食べなくなったり、飽きるからトッピングが必要になったり、そのトッピングも日々変える必要があったり、食べてるふりして舐めてるだけだったり、食べてるふりしてエサで遊んでたりと、僕らは翻弄されっぱなし。しかし子猫は必要な栄養素をきちんと摂らなくちゃいけません。
結果、我が家には新たなキャットフードのストックが増えていくのです。猫は亀と違って種類も豊富で、どこにでも売ってるし、選択肢が多すぎる。
そんなこんなで、慣れない猫飼育と今日も格闘する僕ら夫婦。そんな時におはぎさんの笑顔を見ると、これがまた効果てきめんなのですよ。
「どんちゃんも、安心してくれるまでずいぶん掛かったよなぁ」なんて。
ごまめだってまだ二週間、やっぱりお互いに不安なんですよね。ちょっとずつ馴れていって、我が家の飼育スタイルが徐々に決まっていく。僕らは9年前と同じ道のりをもう一度歩いているんです。
あの時と違うのは、我が家にすっかり馴染んだ先住亀がいること。亀たちに背中を支えてもらいながら、ごまめともじっくり歩いていこうと思います。
▼ 次のエサ候補。高い!
- 記事公開日:2022年07月31日
- カテゴリー:ミシシッピニオイガメ
- 関連するタグ: あずき, おはぎ(どんちゃん), よもぎ
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おはようございます。
子猫はよく寝ると聞きますが、意外と活動的なようですね。個体差もあるとは思いますが。
IHANOYAさんご夫婦でしたら、きっと愛情全開でごまめちゃんにも接していらっしゃることとお察しします。
しっくり慣れてくるまで大変だと思いますが、どうぞお身体をお大事にしてくださいね。
そうなんですよ、僕も寝てるばかりだと思ってたんですが、思いのほか起きてますし、思いのほか活発です。
エキゾチックショートヘアは大人しい猫種なんですけど、子猫なのに加えて男の子というのもあって、ごまめはかなり活発な方らしいですね……。
何はともあれ、亀との飼育方法の違いにようやく慣れてきたところで、だんだんと新しい生活リズムにもなじんできました。しばらく心配事は続きますが、亀たちに癒してもらいつつ頑張っていこうと思います。(;^_^A