おはぎさん警戒中。

5月のおはぎさん誕生日に始まり、なんだかんだとごちそうが続いてきたウチの亀ズ。それも、奥さん誕生日名義の今回で一区切りです。次はよもぎの誕生日（10月4日）までお預け。

いったんのフィナーレを飾るのは、かなりのご無沙汰となる「鶏のレバー」です。

このレバー、実はおはぎさんが初めて口にしたごちそうなのでした。それまでは合成飼料しか食べたことのなかった子ですから、当時の興奮っぷりはスゴイものでした。

【過去記事】ほぼ一ヶ月目のおはぎ。

どうもこんにちは。亀飼育ブログです。 おはぎ（ミシシッピニオイガメ＝普段はくさくない）との生活もはや一ヶ月近く。起床直後の餌やりや夕方の水換えも習慣になってきまして、僕ら夫婦の方もおはぎの方も、ぼちぼち慣れてきたかなぁと […]

おはぎさんが一番好きなごちそうはたぶんレバーだと思うんです。前からそうかもと思ってたんですけど、今回それが確信になりました。

しかし、ごちそうにレバーを出すのは久しぶりなのです。なんと4年ぶり。なんでそんなことになったか。店頭で見かけなかったとか高かったとかそんな理由ではありません。それにはちょっとした事情がありましてね。

2017年7月、三匹そろって水カビ病になり、あずきに至っては大病を患うことになったわけですが、その数日前に食べさせていたのが鶏のレバーなのでした。もちろん直接的な原因ではないと思います。ただ、やっぱりちょっと思い出しちゃうので、意識的に避けていたんですね。

おはぎさんをはじめ三匹とも大好きなのは分かってますから、いつかはまたあげたいとは思ってたんです。それが今回、甘えびも貝柱も売ってない、他にいい魚もないし、ささみは最近続いてるという状況があって、ちょうどいい頃合いかなと。

しかしこの日、おはぎさんはすこぶる機嫌が悪かったのです。僕らが近づいてきたのを水換えだと勘違いしたみたいでしてね。実際、ごちそうの後は水換えなんですけれど。

ごちそうを前に置いても、なかなか警戒態勢を解いてくれませんでした。それが一番最初の画像ですね。そこからじっくりとレバーを見せ続けて、ゆっくりと口の近くに持っていってあげました。

おそるおそるレバーを食べたおはぎさん。ゴクリと飲み込んだ直後……

ピコーンと！

もう分かりやすくピコーンと！

僕らにはハッキリと見えました。おはぎさんの頭上に豆電球が光るのが。きっと思い出したんですね、初めて食べたごちそうの味。晴れやかな表情で、大きな顔を勢いよく持ち上げて、それからはもう大興奮でした。

もちろん下の子2匹も大騒ぎ。レバーって血っぽい味がするからか、生餌のような感覚になるのかもしれません。とにかくすごい勢いでした。レバーの余韻で、おはぎさん以外は翌朝のレプトミンを食べなかったくらいです。

あの日から1週間経ちましたけど、三匹とも今のところ特に異常はなし。我が家のトラウマも払しょくできて、レバーはごちそうの座に返り咲きとなりそうです。

とは言え次のごちそうは10月。三匹の様子を思い出してたら、なんだかまたすぐにレバーをあげたくなってきました。

▼ しかし夫婦とも食べられないのです。

• 記事公開日：2021年07月25日
• カテゴリー：ミシシッピニオイガメ
• 関連するタグ: おはぎ（どんちゃん）, 亀の飼育記録