海老プリップリのおはぎ。

ミシシッピニオイガメの「おはぎ」

恐れていたことが、案の定。

このところ、おはぎの機嫌が悪いです。とくにオヤツの時間。僕らを見て寄ってはくるんですが、浮かべられた乾燥エビにいつものように飛びつかず、まずは凝視。そしてゆっくりと首を伸ばし、一匹パクッと口にくわえると……、そこから何故か大暴れ。エビをくわえたまま水槽の中を駆け回り、シェルターにぶつかり、ろ過機にぶつかり、盛大に暴れまわります。
ひとしきり動き回って落ち着くと、水槽の隅っこでエビをゴクリ。それからジトーッとした目つきでこちらを見やり、また残りのエビに近づいてゆっくりと首を伸ばすのです。

なに? 何か不満なの?

やっぱりこれもササミ後遺症なんでしょうか。クリスマス・お正月と、何度かオヤツにササミを出したんですが、上等なオヤツが出た後は必ずと言っていいほど、おはぎがエサを選り好みするようになるんです。以前、仮病をしてまでササミを要求したなんてこともありました。今回は仮病でもエビしか出てこないと分かると、一転、体を張って抗議をしているのかもしれません。

最近おはぎが抗議している話ばかり書いている気がしますが、この子は持ち上げても嫌がるだけで噛もうとはしてこないし、決して気性が荒いわけではないんです。普段はのんびりしていて、見ていると癒される存在です。ただ、変に利口というかワガママというか、自己主張をするように育ってしまいました。最近は、おはぎの目を見ると機嫌がいいか悪いか分かるような気がしています。

というわけで今日のところは、食べても食べてもエビしか出てこず、抗議の意思表示をしながらもぺろりと全部平らげたおはぎなのでした。

 

▼ 最初の頃はこれがごほうびだったのに……。

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