IHANOYA

ミシシッピニオイガメと、ときどき家族。

ニオイガメの本領を発揮される。

ミシシッピニオイガメの「あずき」

す ご く く さ い 。

最近ビビリを発症中のあずきは、水換えをとても嫌がります。上の2匹は、捕まえられると分かったときには首を引っ込めて防御体勢をとることが多いんですが、あずきはもう一目散に逃げます。元々すばしっこい子だけに、逃げ足の速いこと速いこと!

捕まえられたら捕まえられたで、あずきは次の手を繰り出します。そう、ミシシッピニオイガメの最大の武器、くさいにおい! ミシシッピニオイガメをはじめとする「ニオイガメ属」は、危険が迫ると体からにおいを出して身を守ろうとするのです。……それがどうした、とか思ってませんか? においぐらい、「あーくさい」で済むじゃんとか思ってませんか? 確かに、上の2匹の場合はそれほど苦にはなりませんでした。確かにくさい。しかし、何とかなってました。だから正直なところ、僕もあなどっていたんです。においくらいでは身を守れんじゃないか、と。

ところがあずきは違います。レベルが違います。鼻の奥にツーンとくる強烈なにおいを、リビングに充満するほどの勢いで発散してくるのです。どんなにおいかと聞かれれば表現に困りますが……、生臭いような、それでいて体の大きさの割にどっしりとした、骨太の臭さなんです。人間の、大の大人がちょっと眩暈を催すくらいくさいんです。確かにこれなら身を守れるかもしれない……。参りました。

いやいやいやいや、水換えはあずきのためを思ってやっていること。これくらいで参っていては、あの子たちを健康に育てていくことはできません。どんなにくさかろうと、噛み付かれようと、手の上で脱糞されようと、安全な場所に移し変えてやるのは飼い主の大事な仕事。嫌がられ続けても、いつかあの子たちがあきらめてしまうのを期待しながら、水換えの前の闘いは続くのです。

 

ともだちは海のにおい (きみとぼくの本)
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亀たちは川のにおい。

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