亀たちと二世帯住宅気分。

ミシシッピニオイガメの「おはぎ」

おはぎさんの躍動感!

……は、いいとして、後ろの風景が変だと思うんですけれども。

ミシシッピニオイガメの「おはぎ」

またやっちゃいましたか。普段は伏せてある植木鉢が縦向けになってます。先日載せた写真は6月の様子でしたが、今回のは正真正銘、今朝の風景です。

この植木鉢はおはぎさんのシェルター。夜はいつもこの中に大きな体を器用に隠して眠っています。しかし500グラムをアッサリと超えたおはぎさんには、この薄っぺらい植木鉢が軽すぎるんですね。それにしても夜中にいったい何をやってるんでしょう。

ミシシッピニオイガメの「おはぎ」

「あれー?」

ミシシッピニオイガメの「おはぎ」

「なんでこうなってるのー?」

エサくれの手を止めて、トボけて見せるおはぎさん。植木鉢がおかしなことになってるのは、どうやら分かってる様子です。ビビり屋さんですから、隠れる場所がなくなって内心かなり困ってるんだと思います。

ミシシッピニオイガメの「おはぎ」

ということで、戻してあげました。

いつもならエサを期待しているときに違うことをされると怒ったり警戒したりするんですけど、今日はそんな様子がないですね。やっぱりおはぎさんにとっては割と重大事だったんだと思います。ちょっと安心してくれたかもしれません。

ミシシッピニオイガメの「よもぎ」

よもぎです。

ミシシッピニオイガメの「よもぎ」

何もないところをガブーッ。

ミシシッピニオイガメの「よもぎ」

見えないエサを見ています。

亀たちの部屋は、夏場はエアコンで冷えすぎないように、冬場は暖気を逃がさないようにと、一日中ドアを閉めがちです。それだけに、たまに様子を見に行くと亀たちの興奮っぷりが凄まじい。千載一遇のチャンスとばかりに激しいエサくれを見せてくれます。

すると僕らも「ぬか喜びさせちゃいけない」と思っちゃって、あまりドアを開けないようになりがちなんですよね。気が付いたら長いこと亀たちの顔を見てないな、と思うこともしょっちゅうです。

ミシシッピニオイガメの「あずき」

あずきです。

亀たちの水槽はリビングからだと死角にあって、亀部屋に入らないと様子が分かりません。ただ、あずきの水槽だけは下の写真のように1/3くらいがリビングからのぞけます。

すると、たまにあずきが……

ミシシッピニオイガメの「あずき」

こんな風に出てきまして、あちらからも僕らの様子をのぞいているのです。エサの時間が近い頃合いだと、かなりのプレッシャーを感じますよ。

壁一枚隔てて、近くて遠い僕らと亀たち。それもこれも、お迎え当初にビビりまくったおはぎさんを人目から避けるようにしたことの名残です。リビングに水槽があって、日常的に亀たちを眺められるお宅がうらやましいのも正直なところ。

しかし亀部屋をこっそりのぞいていると、亀たちが思い思いに過ごしている姿が見られます。人の動きに左右されず、亀が亀なりに過ごす時間がたっぷりある我が家。なんだか亀たちと僕ら夫婦の二世帯住宅のようにも思えてきますが、そんな距離感も悪くはないと思えるんですよね。

 

▼ 亀世帯の家主はどんちゃん。

記事データ

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コメント

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“亀たちと二世帯住宅気分。” への6件のフィードバック

  1. すみこ より:

    おはようございます♪
    亀部屋を覗くのは楽しいですよね(*^^*)♪
    今はウチもリビングと亀の部屋は廊下を挟んで向かい合わせになっているので、帰宅すると先ず外から窓を覗き込んで気を抜いている様子を見て、帰って手洗いを済ませてから即、水槽へ。
    「お邪魔しまぁす」といった感じです(笑)
    玄関を開けると、既にいつも手前で待ち構えているので、期待を裏切れません。
    家主のおはぎさん、安定感があってお似合いですね♪

    • IHANOYA より:

      やはり気を抜いているときの様子を見るのはいいですよね。リビングや玄関に水槽が置けない場合の、数少ないメリットと言いますか(笑)。何かを一生懸命見つめているときの後頭部はなんとも愛らしいです。(*^^*)
      犬や猫みたいに玄関まで迎えに来てくれることはないですけど、モジーさんみたいに待ち構えていることはよくありますよね。必要とされてるなぁと実感します。(*´ω`)

  2. 後藤弥生 より:

    こんばんは。
    なんだかとっても気持ちわかります。

    うちは、1DKなので、ほとんどのぼるの隣にいることになります。
    隣にいても、朝と夜ご飯、の間は、自由にしてるとは思ってますが、、
    以前転職するする前の有給休暇中、私が自堕落な生活をしていてのぼるのペース乱してしまいました。
    反省と勉強したと思ってます。
    だから!、、
    休みの日は、今日はお母さんおやすみなので居させて頂いてます。
    と、お断りを入れます(笑)

    仕事の日は、訪問の合間にちょこっと帰れるとき、台所の方からそ~と覗くと、いつもどおりの懸垂してり植木鉢に入ったり、好きな様にしている姿を見るとこちらも笑みがこぼれますもん。

    少し離れた方がいいのかなあと思ったりするときもあるけど場所がない。
    し、私が見てたい

    のぼるの方が、賢いから、休みの日は横にいたり、用事で動いててもいつもどおりの行動をしてくれます。

    仕事の日は、きっと何度となくなるご飯をもらうのまたかなあと全面角にへばりついては諦め帰って行ってるとは思いますが。

    どちらも難しいけど、亀さんなりのペースは守って、やりたいことさせてあげたいですね。

    • IHANOYA より:

      亀たちと人間は家族として持ちつ持たれつですよね。
      我が家でも、どうしても朝寝坊したくてエサが遅れてしまう日や、疲労困憊で水換えを翌日に延期する日もあります。お互いに気持ちよく過ごしていくために、おっしゃるとおり「今日はこちらのワガママを聞いとくれ」とお断りをいれる感じです。(*^^*)

      僕らが外にいるときは、ウチの三亀はどうしてるんでしょうかね。
      昔はカメラを設置したりしましたけど、見えたら見えたでかえって心配になるので外しました(笑)。
      こっそりのぞいた時にそれぞれ気ままにしている様子を見るたび、いつまでもこんな風に過ごさせてあげたいなと思いますね。

      日中そばにいても落ち着いている、よく出来たのぼるくん。ウチの三亀は、そうなるまでにしばらく時間が掛かりそうです。(;^ω^)

  3. おこめ より:

    亀って本当に人間の子どもみたいに環境に左右されますよね。
    私も最初は亀に気を使って色々ルーティンに組み込んでいたものの、仕事の都合でしばらく不規則な対応していたら幸か不幸か今では亀も適応して昼夜問わず好き勝手遊んで寝てくれています。

    亀が私のライフスタイルに歩み寄ってくれてるので、私も亀たちに規則正しく健やかな生活を提供すべく環境整備してあげたいなぁと思う今日この頃です(汗)

    • IHANOYA より:

      ホントに、犬や猫のように決まった時間に催促されるわけでもなく、亀は大人しく待っていてくれますね。(*^^*)
      まぁ、ウチには部屋んぽを催促して呼び出す子が一匹いますが(笑)。

      亀は群れることがなく、自然界でも一匹狼(?)で生きているからか、環境を受け入れてくれるおおらかさがあるように思います。
      ただ、おっしゃる通りそれに甘えてばかりいてはいけないので、亀たちがストレスなく暮らせるように気を付けてあげたいです。 (*´ω`)

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