ゆけ年こい年。

ミシシッピニオイガメの「あずき」

相変わらず他力本願なお姫様。

今年ももうすぐ終わろうとしています。というか、やっと終わってくれるようです。

我が家にとって今年は本当にひどい一年でした。夫婦ともども絶えず体のどこかが悪く、通院すること数知れず。何事も思うようにいかず、ストレスに押しつぶされそうになることもしばしば。「生きた心地がしない」という感覚を何度も味わうことになりました。

ミシシッピニオイガメの「あずき」

おっと、そろそろお怒りですね。いま裏返しますんで、しばしお待ちを。

そんなシンドい状況の中でも、ウチの亀たちの前にいる時だけは自分を奮い立たせることができました。この子たちを不幸にしてはいけない、そう思うと少しは物事を前向きに考えられる気がするのです。

ところで、ウチの子たちにとってこの一年はどうだったんでしょう。

ミシシッピニオイガメの「おはぎ」

どんちゃんは年明け早々に植木鉢が変わり、秋には部屋そのものが変わるという激動の一年でした。

ミシシッピニオイガメの「おはぎ」

それでも不機嫌になったり調子を崩したりすることがなかったところに、6年の成長を感じたものです。おかげで誕生日やお迎え記念日などには過去を振り返る記事ばかりになりました。

ミシシッピニオイガメの「よもぎ」

よもぎにはシンドい思いをさせました。僕らの不調の余波を受けて皮膚炎にさせてしまったのは、本当に痛恨事です。

ミシシッピニオイガメの「よもぎ」

しかしこの子はまったく負けませんでした。食欲は衰えることなく、なんなら自力で治してやろうとばかりに念入りな甲羅干しを敢行する。シンドい時こそしっかり食べ、できることをやろう、そう教えてくれた気がします。

ミシシッピニオイガメの「あずき」

さて、最後にウチのお姫様です。この子は、一度は成功したダイエットを結局やめることになったりしましたね。

今年、僕らの中で飼育に対する考え方に変化がありました。「よそはよそ、ウチはウチ」、書籍やネットの情報で「こうあるべき」と思っていたことは、実はウチの亀に当てはまらないかもしれない。飼育部屋の立地や水質、人間との関係性やこれまでの飼育歴で亀の状況は千差万別です。何かと比較せず、まずウチの亀に良いと思ったことをしてあげよう、今はそう思ってます。

今年一年、亀たちから教えてもらったものを来年に活かしたい。あと数日を無事に乗り切って、家族が心身ともに健やかな一年を迎えられますように。

 

▼ 祈るような思いです。

記事データ

お読みいただき、ありがとうございました。更新の励みになりますので、以下のボタンをポンポンポンッとクリックお願いします!

コメント

コメントは承認制となっています。最初の投稿は反映まで時間が掛かる場合がありますので、ご了承ください。なお、人を不快にさせるコメントは非表示とさせていただきます。

“ゆけ年こい年。” への4件のフィードバック

  1. すみこ より:

    あけましておめでとうございます(*^^*)
    昨年を振り返ると、健康の有難みをひしひしと感じる1年だった気がします。
    あと、災害時には気を揉む私をよそに、いつもと変わらないウチのコの様子に度々助けられました。
    私も飼育に関してはセオリーは関係ないと思っております。
    亀だってエサの好みも住む環境も性格も千差万別、特にウチのコは大きさからして規格外ですから(笑)
    今年がIHANOYAさんご家族にとって平穏な年になります様、心からお祈りしております。
    昨年と変わらずどうぞ宜しくお願いします。

    • IHANOYA より:

      あけましておめでとうございます!(*’ω’*)
      今年は年明けから体調も悪くなく、ひとまず安心しています。

      僕らが弱っているときに、変わらないでいてくれる亀たちがいるというのは
      安心感がありますね。ウチは一番上の子がたまに取り乱しますが、それでも
      二番目以降がどっしりしているので助かります。(;^_^A
      体格で一番どっしりしてるのはおはぎなんですけど……(笑)。

      今年もやっぱり、亀たちについては「何事もなく」というのが一番ですね。
      どうぞ本年もよろしくお願いいたします。(^-^)

  2. タンカイ君 より:

    初めまして、こんにちは。
    カメの病気で「マウスロット」の記事がありましたので、閲覧させて頂きました
    うちでもミシシッピニオイガメ×2・カブトニオイガメ×2を飼育しており
    稀にしかならない病気と飼育書で読んだ事があるくらいでしたので、大変参考になりました
    うちはかかりつけの獣医さん(通称「ブラックジャック医院」)がありますので
    同じ様な症例が出たら、必ず通院するようにいたします。

    • IHANOYA より:

      コメントありがとうございます!
      記事にもある通り、ウチの子の症状は生死に関わるものでしたので、
      マウスロットの中でもかなり強力な菌とのことでした。
      記事がご参考になれば幸いです。(^-^)
      爬虫類を診てくれる病院は少ないですよね……。見つけたと思っても、
      あまり専門的ではなかったり。
      身近でお任せできる獣医がいるというのは本当に心強いです。
      これからもどうぞよろしくお願いします! (^^)/

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です