2006年01月21日 なんだかんだでやっぱりユーノス。
:オートバックスの駐車場に置かれた、くすんだネイビーブルーのダイハツ・コペン。
:それをまじまじと眺めつつ、僕は傍らの写真家さんに言いました。「あのですね、僕の夢の一つは、新型ルノー・クリオとコペンを同時に所有することなんです」と。
:「いつか欲しい車」は、本当に沢山あります。
:でも、その車を所有する自分を夢想するたび、思うのです。「ユーノスは手放せるのかな」と。色々と不便なところのある車ですけど、この車がない生活というのも何故だか想像できません。
:洋服の似合わないド日本人体型の僕に、奇跡的にピッタリ合う服があればそれは貴重です。少々色落ちしても、なかなか手放す気になれません。その服がなくなると、なんだか自分じゃない自分で外に出なきゃならなくなるようで。僕がユーノスに対して抱いている思いは、ちょうどそんな感じです。
:今年こそは、ユーノスをドレスアップしていこうと計画中です。去年は車検があったので、対ユーノス資金はそれに充てたような感じでした。今のところ、先立つものが心もとないですが、まぁそれを目標に仕事を頑張っていこうじゃないかという気持ちもあります。ニンジンですかね。セルフニンジン。
:とりあえず、サイドミラーのメッキ化、幌の交換などを予定中。長く付き合っていくと決めたからには、どんどん手放せない存在に仕立てていって、自分を追い込んでいくだけですヨ。(笑)
2005年04月09日 カフェ→クルマ→カフェ→カフェ。


:ということで、週末を堪能。
:写真家さんからの提案で、写真家さんはバイクを、僕はユーノスを洗車することになっていた今日。せっかく晴れるのだからと、カフェのランチで腹ごしらえし、そのあと洗車にいそしみ、最後にカフェの夕食でシメるという、素敵なコースが決定。これぞ、語り合う週末の一つの総決算。
:ランチは宝ヶ池の「ドルフ」で。皆お花見に行っちゃってるのか、休日の昼にしては案外混んでませんでした。陽のよく当たるテラスで、ランチを食べながら、阪神タイガースの話やら仕事の近況報告など。
:洗車はすぐ近くのコイン洗車場で。今日はみっちりコース。シャワー→シャンプー→シャワー→ワックスがけ→室内清掃…。全てをじっくりとこなし、4時間ほど掛かりました。
:手も汚れたし、汗もかいたし、洗車用具も持ってるし、で、お互い一旦帰宅することに。もちろん僕はオープンでクルマを走らせ、ナビでは阪神のデーゲームのテレビ中継を流してました。そこら中で渋滞に遭遇しても、とりあえず阪神は勝っていたので非常に楽しい一人ドライブでしたよ。(笑)
:夜は再度集合して、「さらさ富小路」へ。月曜にも来た店です。店に入ってカウンターに座るや否や、店長さんから「すみません、この間はバタバタしててお話も出来ず…」と笑顔でお詫びがありました。…って、常連扱いしてもらってる! 感激…。
:もちろんこれも写真家さんのお陰でありまして、私なんざ金魚のウンコみたいにくっついて来ていただけですから…えぇ。なんか申し訳ないです。(笑) ただ、今後も写真家さんを交えて、私生活のほうでもさらさの店員さんとのつながりはありそうですから、末永く贔屓にさせていただきますよ!
:相変わらず大賑わいの店内ですが、カウンターでは恋愛話やら下ネタやらで結構アツいトークに。どうも僕の女性の好みは、ストライクゾーンが「狭い」のではなく、日本とメジャーの違いのようにどこかがズレてるらしいです。なるほど、メジャー式の「外に広い」ストライクゾーンで待ち構えてたのに、日本式にインコースを攻められ続けてもバットは振れんわなぁ、という実感もないではないですが。
:まぁそういう訳で、「さらさ富小路」では、いつもとは違った「カフェ」を楽しんできました。こうして常連扱いしてもらって思うのは、「もう一つ自分の居場所ができたのかな」ということですね。家、会社、そしてもう一つ自分のことを知ってくれている場所がある。これがカフェではなかったら、こんなことは思わないでしょうね。他のお店なら、行ったら買うか買わないか、という駆け引きもある訳だろうし。ただカフェに行ったら、何か飲むのは当たり前。飲み物を注文したら、一服できる場所が引き換えに提供される訳です。そして、カフェで過ごすのが一番リラックスできる僕にとっては、その「場所」が大切な訳ですしね。
:「外に出よう」という個人的キャンペーンを始めて、ようやく世界が少し広がったような気がした今日でした。
:ちなみに、「さらさ富小路」のあとに、今度は「スターバックス」に行って、写真家さんと二人で引き続き語りあってたりします。(笑) 年が10近く違う男二人の間に、何をそんなに語ることがあるのか? いやいや、なくても話題が出てくる辺りが、カフェの魅力だったりするんですよ。
2004年11月28日 ユーノスオーナー半年経過。
:ということで、ユーノスが僕のもとに来てから、半年が過ぎました。
:いや、まだたった半年でしかないんですね。ユーノスと過ごす時間は、なんだか濃密に感じられるから不思議です。
:ユーノスに乗ってから、非常に穏やかな気持ちで運転ができるようになった気がします。元々スピード狂だったりはしないんですが、それでも父の血を引いて運転中に暴言を吐くことが結構ありました。(笑) それが不思議と、ユーノスでは出ない。クラクションも滅多に鳴らしません(一度壊れたので鳴らすのが怖いというのもありますが…)。思えば、あのキャメル色に包まれた運転席と、ボンネットから突き出たヘッドライトが心を癒してくれているのかもしれません。
:いや、何も乗っている最中だけではありません。ユーノスに乗るとき、僕はクルマに近づいて、小声で「さぁ行くで」と声を掛け、帰りは「おやすみ」と言ってユーノスのそばを離れます。「男にとってクルマは恋人」なんだそうで、「クルマの好みはそのまま女性の好みに反映される(逆も真なり)」らしいんですが、まぁそうかなという気もします。
:屋根つきガレージのおかげで、ユーノスはあまり汚れないで済んでいます。そのせいで、割りに誰に見せるときでも「綺麗にしてるね」と言われるんですが、謙遜しながらそれが妙にうれしかったりします。やたらと友達に彼女を見せたがる男は嫌いなんですが、まぁその気持ちも少しは分からんでもないかな、ということも思いました。
:そういう訳で、特にチューンをするわけでもなく、レースに参加するわけでもなく、ロングドライブに出かける訳でもない僕とユーノスは、これからも近場をまったりと走っていくんだと思います。
2004年04月29日 用が無くてもオートバックス。
:どうせ毎日がユーノスなので、タイトルの「ユーノスオーナーの道」はやめることにしました。すると何か、ユーノスのある日常が現実のものになったという実感がフツフツと湧いてきたのは何故でしょう。(笑)
:今日は一ヶ月点検に行ってきました。
:まぁ毎週マツダさんに行っているので、今更点検もないかな、というところですが、いつものメカニックさんにお預けして待つことしばし。当たり前のように特に何の異常もなく戻ってきたユーノス。その姿は、何度見てもやっぱりこう、胸がキュンとなるような美しさでしたよ。(笑)
:ただまぁ、それも今や「左前部を除いて」という注釈つきになってしまうのが痛い。今日見てもらったところによると、下地が出ちゃってるところに関しては、やはり塗料を塗るなどしておかないと錆びてくるとのこと。で、修理の見積もりを取ってもらったんですが、これがまた作業期間4日間の工賃8万円! 「分かりました考えときます」と答えましたが、心は泣いていましたよ。この前の日記では「何万掛かろうとも」とか書きましたが、ごめんなさい嘘でした。
:で、その足で行ったのが「カーコンビニ倶楽部」。そう、あのCMやってるとこです。マツダさんからの帰り道のわずか20分ほどの間に4軒もあったんで驚いたんですが、中でも家から一番近い店に寄ってみました。結果、こちらでは作業期間2日間の工賃5万円なり。
:なんかもう、5万円で「安。」と思う自分が怖いです。4月1日以来、94万、14万、2万という買い物を続けてたら、貯金残高がいくらあるのか分からなくなってきましたよ。
:連休中は工場がお休みとのことで、連休明けにお願いすることにしました。あの美しいボディラインを取り戻すために、8万は無理でも5万は出します。
:で、さらにその足で行ったのがオートバックス。このところ毎週末にマツダさんに行ってますが、それと同時にオートバックスにも通っています。ただ、お目当てはカー用品ではなくて、1Fにあるシアトルズベストコーヒーなんです。オートバックスの駐車場にクルマを止め、シアトルズベストでコーヒーを一杯飲んでタバコを吹かす…という時間が好きなんですよ。(笑) 最近の一番ベストな休日の過ごし方かもしれない。
:ということで、相変わらずマイユーノスは京都市内をひたすら南北に、そして小刻みに走り回っております。購入からの走行距離は300キロを越えたところですが、まだまだ「週末はユーノスのためのもの」という状態は続くでしょうね。
2004年04月24日 ◎ユーノスオーナーの道 その(T-T)。
:やっちまいました…。
:夕暮れの屋根つきガレージは、まだ夜でないため照明がつかず、日の下から急に中に入ると下手な夜より真っ暗です。前から怖いなと思ってはいたんですが、今日、コンクリートの柱の角でユーノスを擦っちゃいましたよ…。(T-T)
:2年振りくらいで聞くあのガリガリという嫌な音。マリノでもしばらくやってなかっただけに、ショックは大きいです。正直今でも、何で擦ったのかよく分からないんです。侵入角度も侵入速度もいつもとたいして変わらなかったし、手の滑りやすい木製ハンドルもしっかり切れていたのに…。ただまぁ、それくらい「目の錯覚」というのは恐ろしいということなのでしょう。
:損傷個所は左前部。傷の具合は縦3センチ、横20センチほど。バンパーからフェンダーにかけての広い範囲で、目立った損傷の他に、下のほうにも小傷が広がっています。 ヘコミもあって、ユーノスの流麗なラインが台無しです…。
:慌てて自宅に戻り、コンパウンド(研磨剤)で小傷を磨き取ることにしました。コンパウンドに適しているのは木綿の柔らかな布。ただ、家にはそれ該当する布は「親父のお古のパッチ」しかありませんでした。仕方なくそれで磨くことにしましたが、「親父のパッチ」で磨かれるユーノスを思いやると何とも情けない気分になりました。その一方で「これが言葉の通り、"必死のパッチ"やなぁ」などと、アホなことも思ったりしてました。
:でもまぁ、これは直します。ええ、直します。何万掛かろうともね。マリノの時は学生だったし、直すことなんて考えもせず、傷が残ることをただ憂いていました。でも今は幸いなことに社会人+一人モンですからね。(笑) それに、「あのユーノス」は、綺麗に乗ってこそのクルマだと思ってるんです。
:ホントなら今日は「ETC着けました」が最大のトピックスになるはずだったんですが、こんなことになってしまいました。ただまぁ、今までおっかなびっくりで乗っていたのが、一線越えてしまったことを機会に(笑)、ちょっと肩の力が抜けるかもしれませんね。
2004年04月18日 ◎ユーノスオーナーの道 その4。
2004年04月17日 ◎ユーノスオーナーの道 その3。
:カーナビが無事届きました。
:さてちょっと時間があるので着けてみるべと説明書を見ましたが…、「無理」です。絶対無理。まず、分かりやすいように省略された接続図のイラストが意味不明。そもそもどこからその線が伸びてくるのか不明。…ポータブル的なナビなんで、幾つかのアンテナを接続するだけだと思ってたんですが…、甘かったですね。
:ということで慌ててオートバックスに電話するも、「持ち込みナビの取り付けは工賃4万円なり」と言われ、唖然。それじゃぁネットで安く買った意味ないやーん。電話口でしばらく途方に暮れていましたが、そのとき思い出しました。マツダさんに聞いてみよう、と。
:お返事は「2~3万円でやりますよ」、ということでした。やっぱりマツダ車はマツダで!
:外は快晴。と言うか夏日。なので、初のオープンドライブを決意しました。実は今まで何かと夜に乗ることが多くて、「青い空を見られないオープンはオープンじゃない!」と、屋根を開ける機会を逃していたんです。
:ちょっとだけの試乗(MR-S)を除いて、愛車では初のオープンドライブ。それはきっと異次元的なものに違いない、とちょっとビビったので、昼過ぎまで寝ていたヒマな弟を隣に乗せていくことにしました。
:「屋根があるとこれほど視界の狭いクルマもないが、屋根が開いたらこれほど視界の広いクルマは他にない」とはオープンを語る際によく言われる言葉ですが、僕は一つ発見しました。屋根は開きますが、フロントガラスと太いAピラー(ガラスのフチ)は変わらないので、運転中の視界は普段と何にも変わらんのです。だから不思議と、人の視線を気にしたりということもありませんでした。窓全開で運転しているのと、大して変わらない。ただちょっといつもより沢山風が入ってきたり、信号待ちで虫が飛んできたり、トラックの排気ガスをモロにくらったり…。
:でも、上を見たら快晴の空がある。その感覚は、クルマを運転するということの意味を全く違うものにする力がありました。そんなことを実感しながら、弟と二人、信号待ちで一緒にしばらく空を見上げていましたよ。
:マツダさんに到着すると、ポータブルナビだということで、なんと工賃を1万円にしてもらえました。やはりマツダ車はマツダで!ビバ、マツダ!中古車はぜひマツダで!
:ということで、マイユーノスに無事最新鋭ナビが積まれました。ナビのボディカラーは黒なので、タンと黒でコーディネートされたインテリアとも合っているように思えます。オンダッシュですが、視界もそれほど遮りません。走っていると、「近くに金閣寺があります」とご丁寧に伝えてくれます。ただ、エンジンを始動したときに、「ストラーダ!」と叫ぶのはちょっと何とかしたいと思いますが…。
:このナビとユーノスが、この先、僕を何処まで連れて行ってくれるんでしょうか。島国根性で出不精な僕も、そろそろこの小さな殻から出てみないといけないですしね。
2004年04月15日 一週間の疲れを人差し指に込めて。
:カーナビ買っちゃいました。ネットで。しかも仕事中に。(笑)
:もうね、この一週間、「逃げたい」と思いながらも"納期二日間のはずが気が付けば一週間"一人で同じ仕事やってきたのも、今週のこのイベントがあったからこそですよ。
:前にも書きましたが、「ゴリラ」はやめました。大きな理由は、車内で「CD-R」が聴きたかったから、というものです。今ユーノスに着いてるのは10年も前のオーディオですし、そんなのでCD-R聴いてたらレーザー部分がすぐにやられちゃう訳ですよ。もうそれで3つくらいオーディオ壊してる男ですからね、僕は。(笑) そこで、カーナビでCD-Rないしmp3などの音源を鳴らして、それをFMトランスミッターで車載オーディオに飛ばす、というのが一番欲しい機能だった訳です。で、その機能がゴリラにはなかった。そして、期待したパナソニックのDVDポータブルもCD-Rは再生できなかった。そこで見つけたのが、パナソニックのHDナビ。こいつはmp3をパソコンからUSBで持ってこられる。しかも、ポータブルとは言わないながら、持ち運びが出来る。もうこれしかありませんでした。
:で、そのナビを何で今日買ったかというと、発売日が今日だったからです。(笑) ええ、待ってました。待ち構えてました。オート○ックスなんかだと新製品は高いだろうし、特に取り付けに技術はいらないはずなので、ネットにしたんです。
:ネットでの買い物は慣れてますけど、さすがに相手は10万円以上。商品の製品番号を何度も確かめながら、震える指で「注文」ボタンをクリックしました。(笑) 土曜には届く予定。さぁ、ちゃんと思ってたものが届くかどうか。届いたとしても、あの一癖あるクルマにちゃんと搭載できるのか? いやいや、ドキドキの週末がもうすぐやってきます。(笑)
2004年04月04日 ◎ユーノスオーナーの道 その2。

:週末はユーノスざんまい。
:金曜に"「NARDI」が取れてクラクション止まらず殴打事件"が発生したわけですが、翌日土曜にはマツダさんに持って行き、治してもらいました。原因は「NARDI」のプラスチックの爪が割れたこと。こちらが破損状況を連絡したときに「あぁ、取れましたか」と言われたので、どうやらよくある話なようです。ついでに、ちょっと気を抜くとすぐにハンドルが右に取られるという「右曲がりダンディー」なところがあったので、そこも治してもらいました。
:その帰り、クルマをオートバックスに向かわせ、キーに付けるミニライトと、ユーノスオーナー向けの本を買ってきました。買い物の後には1Fにあるシアトルズベストコーヒーで一人きりのまったりカフェタイム。マイユーノスをガレージに置いてのカフェタイムは、また格別でしたよ。
:で、本日日曜日。
:今日は、ユーノスが僕の元に来てから初めての体験を二つしました。一つは、雨。屋根が布のユーノスは、なんと雨粒の音がダイレクトに屋根から聞こえてきます。なるほど当然のことなんですが、改めて体験すると結構驚きました。スピードを上げるとどこからともなく風切り音が聞こえ、路面の凹凸を幌が「パタパタ」と鳴いて教えてくれる、自然をダイレクトに感じられるクルマ、ユーノス。
:もう一つは、高速走行。わずか20分ほどですが、高速道路を走ってきました。僕自身、めったに高速道路には乗らないですし、路面の凹凸にハンドルが取られるので、かなり肩に力の入った高速ドライブとなりました。(笑) 「たまにはエンジンを回してやるのが良い」との写真家さんの助言もあったので、ユーノスには「こんなに頑張って走ったの久々だよ」という程度の運動になったのではないでしょうか。実際、目的地に着いた後、ユーノスは「プシュー…」と息をついておりました。(この音が微妙に不安)
:元々のデザイン性のよさと、リトラクタブルライトの希少性、内装のラグジュアリー感、さらに排気音を含めた走りの実力などで、見せる人みなさんにお褒めの言葉をいただいているマイユーノス。オーナーはますます有頂天になり、かつユーノスが愛しくて愛しくてたまらなくなり、こうして日記が毎日ユーノス状態になってしまう訳です。(笑)
2004年04月02日 ◎ユーノスオーナーの道 その1。
:晴れてユーノスオーナーとなり、タイトルから「へ」が抜けました。
:さて、今日は衝撃的なサブタイトルがつきます。
「ユーノス壊れる」
:ウチのユーノスにはナルディというブランドの木製ハンドルが着いています。エアバッグが当たり前の今、木と金属の華奢なハンドルはとても新鮮で、スパルタンな雰囲気が満点です。中心部には「NARDI」と書かれたプラスチックのプレートがあしらわれてあります。そこがクラクションな訳です。
:今日、十字路を横から来たクルマに道を譲ってもらったので、挨拶しようとクラクションを軽く叩いたんです。そしたらフタが取れました。「NARDI」が取れました。クラクションは不発。
:僕は一瞬何が起こったのか分からず、ただ道を譲ってくれた車の前を挨拶もせず通り過ぎるしかありませんでした。いや、挨拶はしたんですが、すかしっ屁みたいな挨拶になってしまったんです。
:僕の目の前には、金属部分丸出しの、もはや「NARDI」でなくなった間抜けな木のハンドルがありました。そして股間には「NARDI」と、中に入ってたらしい「バネ」が飛び散っていました。
:悲しい気持ちのまま、目的地の喫茶店に到着。そこで自分で「NARDI」をはめ込んでみたんですが、なんとクラクションが止まりません。取ろうとしたら、今度は取れない。このままでは、何処かのガラの悪い人になってしまいます。慌てて「NARDI」を殴ったら、止まりました。ホッとして周りを見ましたが、幸い誰もお店から飛び出してきたりはしてないみたいで、胸を撫で下ろしました。で、目の前には微妙に斜め右に曲がって着いた偽NARDIが。
:とりあえず明日マツダさんに持って行こうと思います。最初の故障がクラクションのフタ。身近な人なら分かってくれそうですが、僕らしいと言えば僕らしいです。ある意味「さすが僕のユーノス。」という感じでしょうか…。
2004年04月01日 ◎ユーノスオーナーへの道 その8。

:本日、ユーノスがついに納車されました。
:社長の寛大なはからいで「納車」を理由に会社を早退し、一年以上乗っていない市バスに乗って一路マツダさんへ。的確な路線選択によって(笑)、バスは夕方の渋滞を避けて思ったより早く僕をユーノスの元へ届けてくれました。
:お店の敷地に入ると、もうそこには僕の苗字とともに「売約済み」と札の貼られたマイユーノスが。緩む頬を引き締めて、さっそうと店内に入り、とりあえず我慢していたトイレに直行。
:すっきりして、順序が逆になったものの担当のセールスマンさんにここでご挨拶。一通りの説明を受け、「説明を受けましたよ」という紙にサイン。これでついに僕は「ユーノスロードスター」のオーナーになった訳です。
:続いて、車の元まで行って、そこでまた軽く説明を受けます。僕はもう早く乗りたくてウズウズしてる訳なんですが、そこはグッと我慢して、改めて車体の傷や塗装具合などをチェックしました。ただ、日が暮れて暗い上にボディの色まで暗いので、さっぱり分かりませんでした。
:いざシートに腰を沈め、シート位置やミラーを逐一調整。お気に入りのCDを突っ込み、セールスマンさんと笑顔でお別れ。これでやっとユーノスとの初めてのドライブが始まりました。
:アクセルに軽く足を置くと、うなりを上げて反応するエンジン。速度が速くなると、振動でパタパタと音を立てる幌。思わず手がすべりそうな木製ハンドル。自分の後ろがもうリアスクリーンというミニマムなキャビン…。初めてのマイカーは、まさに自分のためだけに用意された空間です。それが小さくて狭いものであるほど、僕にはそれが自分のテリトリーだと実感しやすいように思えました。ユーノスが自分のものになったという実感が、ここにきてようやく沸き起こってきましたね。
:走り出してしばらくしてから、二つのリトラクタブルライトを見ていたら気持ちがジワジワこみ上げてきました。「こ、このクルマはかわいい!!!」と…。 なんでしょうか、本当に擬人化してしまいそうなくらい、愛着を感じるんです。例えるなら、「ナイトライダー」のナイト2000のように、今にもジェントルな声でしゃべってくれそうな気がするんです。…ええ、惚れました。(笑)
:ガレージに着く前に、初めての給油をしました。オープンカーなので、給油口の蓋のスイッチやパワーウィンドウのスイッチの位置が変なところにあるので戸惑いましたが、予定通りハイオクを奢ってあげましたよ(ユーノス自体はレギュラーで充分です)。
:この後、会社の飲み会があったので、ガレージに着いたところで今日のドライブはおしまい。初めて着いた「家」で撮った写真が上の画像です。携帯なのでめちゃくちゃ荒いですが、これが初フォト。たぶん「我が子の成長記録」並にこれから写真を撮りまくるんでしょうな…。
:ということで「オーナーへの道」はこれにて完結。これからはオーナーとしての道を、ユーノスとともに走っていきます。
2004年03月30日 ◎ユーノスオーナーへの道 その7。
:最近は仕事が忙しいのかヒマなのかちょうどいいのか微妙…。
:同僚が体調を崩して昨日休んだんですけど、そうなるとFLASHメインの人間が僕一人になっちゃうので、ちょっとビビリながら仕事してました。(笑) 最近はもっぱらアニメ担当だなぁ。ActionScriptはあんまりやってないです。 それよりやってないのがHTML。やらないと忘れるので、もう10分の1くらいは忘れてるのではないかと。
:ユーノスのほうは、今のところ4月1日納車予定となっています。ただ、初めての手続きが多い上に日数が短いので、1日に間に合うかが激しく微妙。担当のセールスマンの方、友人、家族を大いに巻き込んで、手続きを一つ一つ片付けていっている感じで…。ホント、クルマって買うまで大変ですね。まぁ、日付が日付なんで、嘘になっちゃわないかビクビクしてますよ。
:そんな中、今日届いたのが「オープンカー オールカタログ 今、手に入る120台」という本。2000円する、150ページを超える大きなムック本です。手に入るも何も、もう買っちゃったんですけど、やっぱりオープンカー気分全開ですから。ほら、桜も咲いたことだし。
:ということで、4月は週末が全部晴れますように。
2004年03月23日 ◎ユーノスオーナーへの道 その6。
:最近は日記と言えばユーノス。つまり毎日がユーノス。
:カーナビは「これしかありません!」と書いときながら結局ゴリラではなく、パナソニックのポータブルにしようかと思っています。決め手は、色が三色あることでした。茶色と黒で迷ってます。やっぱりほら、スポーツカーの車内ですから、「ゴリラ」はどうかと。(笑) Vスペの内装に合ってくれれば、ハードディスクナビでなくたって全く問題なしですよ。
:昨日はマツダの担当者さんから「お車のナンバーが決まりました。京都○○○、○の111です!」という間違い電話があり、今日は今日で車庫証明に不備があるので直しに来いと警察から電話があったりで、ナビの件も含めて、購入以来微妙に雲行きが怪しい感じです。特に警察のほうは困ったもので、提出された書類をチェックしてOKを出した後、「やっぱり間違えてた」って家に電話してきたんだから、困ったものです。なんとか今月中に登録しようと、マツダさんとともに急いでいるわけなんですけどねぇ…。
:そうそう、電話と言えば、最近誰彼問わず「こちらから掛けると決まって相手が出ない」という事が多すぎます。何の仕打ちでしょう…。(笑)
:話は逸れましたが、購入した日以来また寒くなったような気がするので、また暖かくなったら物事がいい感じに運んでいくかなと考えてます。何せほら、オープンカーを買うんですし。
2004年03月21日 ◎ユーノスオーナーへの道 その5。
:30代が視界にチラついてくると、酒の席でも健康が話題に上ります。ということで、今日は男三人で運動不足解消のキャッチボールに興じてきました。
:…と、本当なら日記の話題はそれがメインになるはずだったんですが、タイトルの通りまたしてもユーノスの話です。
:クルマを買ったら絶対つけようと思ってた装備の一つ、それがカーナビです。何せ僕は道を覚えるのが大の苦手。しかも方向音痴。京都ですらまともにナビゲートできません。ということで、もはやカーナビは必需品と言っても差し支えないわけです。情けない話ですが。
:キャッチボールで疲れた体ですが、クルマ熱が後押しして、日が暮れる頃になってオートバックスに足を運びました。
:さすが決算期。店員さんがガンガン近寄ってきます。途中からは一人の店員さんに対応していただきましたが、それでも、その店員さんがちょっと調べに離れた隙に、また別の店員さんが話し掛けてくるといった具合。格好の餌食。まさに入れ食いです。
:店員さんはお勧めのカーナビを横に、セールストークを続けます。最新のHDナビは素晴らしい訳です。DVDも見れちゃう。声で反応して曲を流してくれちゃう。「そんな機能要らんなぁ。それよりか、ユーノスのインパネに合うデザインは無いんかいな」などと思いながら、「へへぇ。ほおぅ」と言いながら聞いていました。
:で、話は佳境になり、店員さんが「スピーカーを交換するというお考えは?」と聞いてきました。そこで僕は答えたんです。「いやぁ、スピーカーだけで8個もあるらしいんで、ちょっと考えてないですけど…」。店員さんが一瞬止まりました。僕は続けました。「センソリーサウンドシステムって言いまして、シートの中にもスピーカーが入ってるんです」。そう、僕の買ったユーノスは、シートのヘッドレストにもスピーカーが仕込まれています。屋根が開いても音が聞こえるようにとの配慮です。それを聞いた店員さんは慌てて、調べ物をしにいきました。で、帰ってきて僕に資料を見せて下さいました。ほとんど全ての2DINカーナビに当てはまる、適合表みたいな冊子です。で、そこにはこう書かれてあった訳です。「ただし、センソリーサウンドシステム搭載車を除く」と。 うっそーん。
:つまり、今ユーノスについているオーディオは代えられない、ということです。そう、ナビはつけられない。正確に言えば、シートのスピーカーやらを犠牲にすることで、つけることは出来ます。ただ、それには「スーパー費用がかかります」(店員談)。「結構高くつきます」とか「ちょっと頑張らないと」とかじゃありません。「スーパー」です。改めて額を聞くまでも無く、間違いなく「スーパー」に勝てる財力は僕には無いでしょう。
:もう一つ方法があります。ダッシュボードの上に、ナビを置いちゃうという方法です。でもそれは、わざわざ車上荒らしに「狙ってください」と言うようなもの。幌の屋根なんて、ナイフ一つでご開帳です。(T-T)
:じゃあナビは諦めるのか?…いえいえ。最後の手段が残っているんです。それはですね、ゴリラです。そう、あの通販でおなじみの、持ち運びできるカーナビ!もはやあれしかありません。おおーい、ジャパネットたかた!休んでる場合じゃないよ!!
2004年03月20日 ◎ユーノスオーナーへの道 その4。
:ユーノス買いました。
:え?聞こえなかったですか?もう一回言いますよ。「ユーノスロードスターを買ってしまいました、わたくし。」
:前に書いたように、マツダさんから平成6年式Vスペシャルのご案内があり、今日見に行ってきたんですよ。相棒に、元トヨタセールスマンをやってた後輩を連れて。
:以前から「沢山のユーノスを見てから決めたい」という思いがあって、その後輩とマツダさん、そしてもう一つ外車系のディーラーさんの三方面にユーノス探しの依頼を出していた訳です。ところが、そこはスポーツカー。かなり走りこまれた物件が多くて、なかなか良い話が入ってきませんでした。
:マツダさんからご案内があった今回の物件、実は前からネットで見つけていました。舞鶴にあったはずのクルマです。ただ、年式が古いので、とりあえずスルーしてました。でも京都で探すなら、やっぱりこの物件がターゲットに入ってくる。ということで、とにかく縁があって近所で見られる機会が出来たのだから、とりあえず見てみようということになったんです。
:天気は小雨。昼からは止むと言われていたのに、なかなか諦めてくれない雨の中、僕らはマツダさんへ行きました。すぐに視界に入ってくるユーノス。緑のボディカラー、タンの内装、黒い幌…NA8C Vスペシャルタイプ1です。
:マツダの担当者の方にお会いして、実際にそのクルマに触れます。エンジンをかけてもらい、生気の戻った車を三人の男がまじまじと見つめました。
:真っ先に目に付いたのは、両方のドアの下半分にある再塗装の跡。吹き付ける塗料の量が多すぎて、ちょっと表面がデコボコしていました。ただ、ちょっと手際が悪いというだけで、色も問題ないし、素人リペアや傷よりよっぽど気になりません。そこを指摘したあと、ボディをくまなく見ていきます。特に目立った傷はなし。エンジンルームやドアも開け、ねじ山までじっくり見つめます。修復歴はなさそうでした。
:ユーノスの肝、幌もチェック。何よりスクリーンが新しいことに驚きました。ユーノスのリアの窓はガラスではなく、「ビニール」なんです。このビニール、はっきり言って消耗品でして、屋根の開け閉めですぐに傷がつき、洗車でも傷がつき、挙句の果てには割れてしまうというものです。なので、ここが新しいというのは大きなアドバンテージです。
:次は内装のチェック。タン(革)の内装ですが、実に状態が良い。シート座面の黒ずみも少ないし、破れている個所もほんの少し。スイッチ類もちゃんと機能しているようでしたね。前のオーナーが付けたものはワイドミラーだけだったのか、外装・内装ともにノーマルに限りなく近い状態でした。
:結論を言うと、予想外に状態が良かったんです、このクルマ。これより古いユーノス、そして新しいユーノスも見せてもらいました。でも明らかに、年式と比べてこのユーノスの状態は素晴らしい。
:僕がユーノスを眺め、触り、座り、ハンドルを握りなどしている間、一緒に行った後輩はマツダの担当者さんを相手にガンガン質問をぶつけます。物件の状態、修復歴の確認、前のオーナーの数や人物像…。僕はそれに聞き耳を立てながら、…でもたまに夢心地になって一人の世界に浸ったりして話を聞いてなかったり。(笑)
:試乗もしました。MTには四年乗ってないですが、このユーノスはATなので、何の心配もなく運転できます。まだ小雨が降っていたので、幌は閉めておきました。2シーターなので、車内は僕と担当者さんの二人きり。途中で「お連れの方は何をされてる方ですか?」と聞かれましたが、「ホームページの制作です」と答えておきました。うそじゃないもん。
:初めてのユーノスでのドライブはほんの少しの時間でしたが、分かったことがあります。ユーノスって、ホントに素直なクルマかもしれない。ATですけど、僕のタイミングを分かってくれるようなところがあったように思うんです。
:ということで、気分はすっかり購入へ。あとは値段の交渉です。もともとこういうのは苦手で、まさに後輩のオンステージという予想だったのですが、決算期ということもあってマツダさんのほうから先に好条件が出ました。それに僕が駄目を押して交渉成立。保険以外の諸費用を合わせても、スマートやコペンの半額くらいの値段で買えましたよ。
:納車は4月。今日の午前中に色白の大澄賢也さん(実はそんなに似てない。雰囲気だけ)と会って駐車場も契約してきました。今日は熟年カップルが笑顔の素敵なお姉さんに指導されて楽しく踊っておられました。ということで駐車場も問題なし。
:いよいよ本当にユーノスのオーナーになります。ただ、まだ「オーナーへの道」は、納車されるまで完結しません。
2004年03月18日 ◎ユーノスオーナーへの道 その3。
:昨日あんなことを書いていたら、今日さっそくマツダから連絡が。
:平成6年式と年式は古いものの、車検のたっぷり残ったVスペシャル。もう一も二も無く「見せてください」と返事をしましたよ。いやぁ、嬉しいですねぇ。初めてマトモな報告が来ましたからね。今までは言えば、「赤は嫌だって言ったのに、赤いクルマ」だったり、「聞いたことも見たこともないグレード」だったり、「でもそのグレードって何なんですか?と返したら既に売約済み」だったり(でもそのクルマ、GOOとかカーセンサーのHPにまだ載ってるんですけど)。心配性な私は、今回も正直「何か起こるんじゃないか」と半分ビクビクしています。ただまぁ、今夜はさすがにユーノス本を見る目に熱がこもりますよね。寝る前ですけど。…どうしよう、寝られなくなったら。
:でも、平成6年式って、この冬にもお勤めを終える我が家のマリノと同じだ…。
2004年03月17日 ◎ユーノスオーナーへの道 その2。
:汗をかきそうな暖かさと、背中を押す強風。春はときに無茶をします。
:ユーノス購入には、まだ春が見えません。「たくさんのクルマを見たい」ということで、三つの方向に依頼を出したのですが、結局未だ一台も見られていません。条件的にはそれほど厳しいものではないのですが、単純に適当なクルマが見当たらないという状況のようです。
:「その1」から今までの進展はと言うと、ストライクゾーンに限りなく近いクルマが「他府県で」見つかったということです。兵庫県と大阪府。いずれも比較的新しい年式の「Vスペシャル」。グリーンのボディカラーにタンの内装…。ウチの「favorites_others」のコーナーにもミニカーを載せてますが、まさにそのグレードこそ、僕の憧れです。もちろん、他府県に行って買うという手もあるにはあるんですが、後々色々とめんどくさいことになるそうなので、あまり真剣には考えないことにしています。地元の系列店に頼んでみたところ、それらのお店が売り物を譲ってくれるかどうかに掛かっているんだそうで。う~ん、こんなところで店同士の駆け引きなんて話を出されるの、ちょっと嫌だなぁ…。でも、「確認します」と言ってから三日連絡のないあたり、いろんな意味で期待しないほうがいいのかも。
:とにかく今は、ユーノスに触れたくて触れたくてたまりません。こんな気持ちのままだと、最初に見たクルマを買ってしまいそうです。「たくさんのクルマを見たい」という当初の思いは何処へやら…。
:そんな中、先日例の色白の大澄賢也さんから電話があり、駐車場だけは今週末に契約できそうです。本当に「自転車でも置こうか」という状況になってきました。悲しい。
2004年03月09日 ◎ユーノスオーナーへの道 その1。
:最近は考えるだけでワクワクする、そんなクルマの話です。
:つい最近まで購入候補車は3台ありました。スマート、コペン、そしてユーノスです。どれを買っても後悔しない、何なら3つ同時に購入計画を進めて条件の良いものを選ぼう、なんて事も真剣に考えたりしました。
:それがここに来て、徐々にユーノス一本に絞られてきました。こんなクルマです。コンパクトな2座オープン。必要充分で、ある程度個性的だけれど、アクの強さはない。大きなクルマは持て余す僕にとって、このクルマのサイズや存在感はとてもしっくり来るように思えるんです。大学時代から、このクルマは憧れの存在でした。そういう意味では、3つの候補の中で一番思い入れは強かったんです。
:ただ、このクルマはもう生産されていません。平成9年一杯まで生産され、その後2代目(現行型)にバトンタッチしたんですね。でも、僕が欲しいのはこの初代。つまりは、一番新しいモデルで既に7年落ちな訳です。この購入機会を逃したら、もう二度と乗れないかもしれない…まさにその思いこそ、購入を後押ししているんですよ。ということでこの文章が「その2」「その3」と進むにつれて、そのまま購入までの記録となるはずです。
:さて、先週末に、以前何度かお話した外車系ディーラーのセールスマンの方にユーノス探しをお願いしておきました。本家マツダの中古車販売店にも、所定の方法で依頼のメールを出したんですが、こちらは対応がマズくて急かすまで返事がこない始末。スタートの時点では完全に前者のセールスマンの方に分がある訳です。
:こちらの条件提示は以下のとおり。最優先事項は「程度の良さ」。年式は平成7年8月以降の最終型、走行距離5万キロ以下を希望。色は「グリーンのボディカラーにタンの内装」という「Vスペシャル」が第一希望。ただ、赤以外なら、これは妥協します。
:問題はミッションでして、これは本当に悩みました。四年乗っていないけれど、乗りこなしてみたい「MT」か、楽チンで安い「AT」か・・・。結局は「最優先は車の品質で、ミッションは運任せ」ということになりました。
:今日セールスマンさんから電話があり、近々オークションがあるのでさっそく探してみるということです。もちろん購入は来月ですが(もうこれ以上早まりません。ガレージがまだないので・笑)、今月中には「初のマイカー」が決まっているかもしれませんね。
2004年02月17日 こればっかりの三大テーマ。
:最近は寝る前に車のカタログや雑誌を読む習慣がついています。
:この前は、近所のお店に入る時と出てきた時、同じ場所でそれぞれ別々のコペンが信号待ちをしていた事に「神のお告げか!?」と思ってしまいました。(笑) それを知り合いのクルマ好きの方に報告すると、「それは悪魔のささやきかもしれない」とおっしゃったので我に返りましたが。
:すると、今朝は出勤時に、黒のスマートを二台見るという事があり「神のお告げか!?」と思ったんですが、まぁ二台くらいはよくある話かもしれないと自分で我に返りました。とかく、頭の中がクルマで一杯なんです。
:クルマの話ばっかりも何ですね。仕事ですか、仕事は楽しいです。以前はFLASHのアニメーションがメインで、息抜きにhtmlコーディングが出来る、みたいな状況でしたけど、最近はプログラムがメインで息抜きにアニメーションみたいな状況になってきました。それはそれで良いんですが、htmlのテクニックを忘れてしまいそうで、ちょっと怖いです。
:阪神ですか、阪神のキャンプ中継は、ビデオにとってそれなりに見ています。寝る前に少し見て寝るのと、出勤前に昨日のダイジェストを放送しているのでそれも見ていたり。
:なんだか久しぶりに日々が充実している気がしています。このままの気持ちで春を迎えられたら、大学卒業以来無かった「思い出深い春」になりそうなんですけどね。
2004年02月15日 「初めてのマイカー」とお別れ。
:長い間乗っていなかった原付を、処分することにしました。
:大学一回生の秋頃に買ったと思うんですけど、思えば免許証を取って最初に乗った「クルマ」がこの原付でした。大学生協で買ったので、納車の日は大学から家まで乗って帰ったんですけど、緊張して一方通行を気付かずしばらく逆走していて、すれ違ったおばさんに睨まれたのを覚えています。よく晴れた日でした。
:この原付に乗って、交通違反を二回してしまいましたね…。いずれも一時停止位置不停止です。一応左右を確認しながら徐行気味に通り過ぎたら、隠れんぼしていた警察官のヒマ潰しに付き合わされました。僕が違反切符を切られたのは、今のところこの二回だけです。
:大学3~4回生の頃は、この原付を通学とアルバイトへのアシとして頻繁に使っていました。雨の時も、雪の時も乗りました。ヘルメットのバイザーが自分のタメ息で真っ白になって、非常にあぶない思いをしたこともありましたね。そうそう、雪の日はコケたこともありました。これは、角を曲がろうとしたら、ひとりでこっそりコケてしまった、というくらいのコケ方でしたが。
:大学卒業後はめっきり乗ることもなくなり、この4年近くでわずかに二回乗ったきりでした。そして去年暮れ、弟が免許を取った機会に、久しぶりにキーをひねってみたら、もうバッテリーが逝かれてしまわれていたのです。
:今後も乗る予定は特に無く、弟も自分で新車を買いたいと言っているし、廃車処分とすることにしました。大学時代の思い出がまた一つ…なんて感傷的な気持ちはそれほど無いですけど、この原付が生まれ変わって今度のマイカーになるのだと思うようにしました。今度こそ、ちゃんとコンスタントに乗ってあげたいですからね。