IHANOYA DIARY

2006年03月18日 一期一会を繰り返し…。


:週末も仕事。
:…とは言え、このところあまり精神状態のよろしくない状況に置かれていたりするので、時間を作って無理やり街に出ました。
:先週買えなかった服を見て回ったのですが、結局買ったのは腕時計(笑)。
:実は2週間ほど前から目を付けていたものなんですが、今日思い切って買うことにしました。僕の何よりのストレス解消法は買い物なんですよね。
:腕時計と言えば、大学に入りたての頃にやたらと集めていましたよ。当時はGショックが流行ってましたから、それを含めて10本ほど持っていました。ただ、あの頃は自分の服の好みや好きなスタイルも見つかってない時期で(まだカフェ好きではなかった!)、よって集まった腕時計の志向性もバッラバラ(笑)。結局、人にあげたりして、あの頃買ったもので手元に残っているのはGショック(電池切れ)一本のみとなっています。
:今は自分の嗜好も把握できているし、腕時計も当然それに沿ったものを買うようになりました。ただ、なんだかんだでまた数が増えてきてるんですよね…。動かないものも含めれば、今7本の腕時計が部屋にありますよ(笑)。

2006年02月19日 「三寒四温」でスイッチオン!

:寒い。
:三寒四温の「三寒」のほうだと信じたい。そう言えば、来週こちらはほとんど雨とか。「四温」のほうが雨ばかりというのは、楽しくないなぁ。
:三寒四温と言えば、春が近いということになるのですが、個人的にこの"春間近"という時期は、一年の中で一番感傷的になる季節だったりします。昔、色々と思い出深い出来事が多かった時期ですのでね。たかだか2~3年そういうことがあったというだけのことなのですが、それでも体が覚えている感じです。去年も映画など観ていますね。まぁ、そういうことです。
:数日前、「あぁ暖かいなぁ」などと実感し、さらにテレビで「三寒四温」という言葉を聴いた時点でスイッチが入ったような感じです。そんなもんだから、昨日ラジオから流れてきた竹井詩織里さんの「桜色」のイントロにグッときました。ピアノ!大好きです、ピアノ。もう泣きそうになりましたよ。ヴォーカルはちょっとイメージよりも力強いように思うけど。GIZA系ですので、お好きな人は一度どうぞ。

2006年02月07日 オレンジ揃い踏み。

キーボードとマウス
:昨日また風邪がぶり返しました。
:またしても熱は無く、喉の痛みと鼻が微妙に詰まったりするという症状です。今回は市販の薬で対抗しましたが、昨日の寒さはこたえましたよ…。
:今日一日でだいぶ良くなり、、仕事に支障がなさそうで助かりました。しかし1~2月の間はずっと風邪引いてた気がするな…。来年の冬は加湿器の購入を真面目に考えよう…。

:さて、上の画像の通り、オレンジ色のマウスが到着しました。キーボードとの(見た目の)相性はイメージどおり。良い道具に囲まれると、創作意欲も湧きますね~!
:とは言え、いきなりキーボードもマウスも変わった訳で、どちらもまだ使い慣れないのが実際のところ。(笑) しかも今回は「見た目最優先」で揃えた訳で、自分の手に合っているかどうかも分かりません。とりあえず今は、早く手がが慣れてくれるようにと祈る思いです。

:と、色々あって仕事率が落ちている今日この頃ですが、なんとか明日からは上げて行きますよ!

2006年02月02日 今度はマウスだ。


キーボードを買ったら、やっぱりそれに合わせたマウスが欲しくなるものですよね
:ということで、探して買ってきました。ホワイト+オレンジの配色のマウス。(笑) 取り寄せということで、まだ手元には届いてないのですが、いやまたこれで作業が(気分的に)快適になるな。
:今度はモニタも変えたくなってきているのですが…、まぁ今どき「19インチCRT」は貴重だと思うので、そこはガマンしようかな、と…。

2006年01月20日 三者三様。


:大学生の頃、3人のシンガーソングライターの歌ばかりを聴いていました。槇原敬之、大江千里、KANです。
:槇原敬之は、恋に憂う心に同情してくれていました。大江千里は、恋に憂う僕を、どこまでも切なくぎゅうぎゅうに締め付けてくれました。KANは、恋に憂う僕の前でピエロになってくれました。
:あれからおよそ10年。
:槇原敬之は、気が付けば説教臭いオジサンになっていました。彼にもある時、誰もが知っている真実が見えてきたのでしょう。それを何度も何度も僕に聞かせてくれています。
:大江千里は・・・、何をしているのでしょうか? と思ってHPを見たら、とりあえず歌は歌っているようでした。NHKで顔を見るようになってから、逆にあまり歌を聴かなくなっていたような気がしますが。
:そしてKANは・・・これがまた、元気です。しばらくフランスに留学していたらしいですが、ようやく帰国して今や立派なHPまで出来ています。しかし、どこの世界に「ラーメンの世界」やら「世界のレストラン」なんていうコンテンツを設けているシンガーソングライターがいるでしょうか。ツアーの名前が「弾き語りばったり #3 新春シャンションショー」だったりするところも、これまた健在ぶりを示しています。
:その上KANは、新しく始まるドラマの主題歌を担当するらしいのです。そのタイトルたるや「カレーライス」。もう月9なんてどこ吹く風、の勢いです。そう言えば、ちょっと前に誰かが「チキンライス」という歌を出した気もしますが、カレーライスとチキンライスとは違う料理です。
:KANは元気です。僕自身が年を取るにつれ、真面目に見せかけといて徹底的にふざけるKANの生き様は、お手本のようにすら見えてきました。なんだかんだで大学時代の友人が生涯の友人となりそうですが、KANともまた永い付き合いになるんじゃないかと思うのです。

2006年01月10日 ハラハラドキドキな名曲。

:「つり橋効果」というものがあります。
:これは、人が危機的状況に置かれた際、「不安から来るドキドキ感」を「恋愛のドキドキ感」だと勘違いし、近くにいる異性に好意を抱いてしまうという現象を指した、心理学の用語です。
:ここに、「つぼみ」という歌があります。今・・・、いやちょっと前をときめいた大泉洋氏も所属する、北海道の演劇集団「TEAM NACS」のリーダー・森崎博之氏の手による歌。作詞・作曲を彼が担当し、歌唱は彼自身と「水曜どうでしょう」の"ミスター"こと、鈴井貴之氏が担当するスローナンバーです。
:この歌、実に危うい。何が危ういかって、2人のお世辞にも上手くない歌が「歌」と「コント」の合間を行ったり来たりしていて、実に危なっかしい。しかしそれでいて、この歌は泣けるのです。最初に聴いたときから、グッと来る。何故だろうと考えたときに、「つり橋効果」を思い出したのです。
:声が出ておらず、時折震える2人の歌唱。聴いてるこっちが恥ずかしい2番サビの歌詞。すごく真面目な歌なのに、すごく切ない歌なのに、どこかでコミックソングに切り替わるんじゃないかと、ハラハラして聴いてしまうのです。その心理操作が、この歌をさらなる名曲に仕立てているのではないでしょうか。計算ずくなら、森崎リーダーは実に巧妙です。
:ま、実際はそんなことない訳で(台無し)。誰か別の人がこの歌を歌っていたならなぁと、少々残念に思いながら聴いてます。でもホント、良い歌ですよ。

2005年11月22日 萌えより燃え。

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:まぁアレだ、仕事ってのは基本的に大変なものですよね。ということで、久々にトランスフォーマーを購入。
:ヨタファンの皆さま、お待たせしました。今回はトヨタbBですよ。でも、確かbBってもうすぐ生産終・・・ごにょごにょ。
:ここんとこ、スマートなデザインのものが多かったように思いますが、これはクルマがクルマだけに、カタマリ系のゴッツいデザイン。燃える!グッと来る!
:小さい頃からコストパフォーマンス重視のエコノミカルなガキだった僕は、同じ価格ならボリュームのあるヤツの方を選んでました。だから主役メカなんて買ってもらった覚えがありません。ガンダムよりガンキャノン、聖闘士聖矢ならライブラ、というのが僕です。(それが今の異性の好みに影響している気がしないでもないですが・・・。)
:今回のは新趣向で、何故か美少女フィギュアが付いてたんですけど、速攻で捨てました。萌えが分からんですんません。

2005年10月18日 来るなら来やがれ2006年。

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:ということで、手帳買いました。
:最初考えてたのは、もっとファニィな感じのものだったんですよ。でも、今年は「仕事を想定して」準備しないといけないですからね。質実剛健、でもちょっとデザイナー風味で、という基準でコレになりました。(笑)
:小さいんですけど少し厚めで、一日のスケジュールがしっかり書き込めます。外面は地味ですけど、落ち着いた中に味があるというのでしょうか。ビジネスに徹しきらない程度の遊びがある感じで、条件にピッタリ来ました。
:ということで買うには買いましたけど、しかしまぁ・・・、まだ今年はだいぶん残ってますよねぇ・・・。(笑)

2005年10月15日 また良い歌と出会いました。


:また良い歌を見つけました。
:「ORCA」(公式サイト)という男性ツインボーカルのユニットが歌う、「SMILE」という曲です。MTVだかなんだか見てたら、流れてきました。最初は「またJ-POPでツインボーカルですか・・・」と馬鹿にしてたんですけど、聴いてみると、これがなかなか。
:曲は、鼻歌を口ずさむように始まり、感情の高まりに合わせるかのように盛り上がっていきます。秋口に合うような、いや、春間近の頃に合うような、優しく穏やかなメロディ。目をつむれば、そこには街路樹や、草原や、優しい陽光をたたえた空、まっすぐに伸びる道、そういったものが浮かび、涼やかな風とともに後ろに流れていきます。
:そのメロディには、素直な言葉が乗っています。語り掛けたい人に、相手に伝わる表現で語り掛ける。そこには、優しさと愛情の裏づけがあります。それは、説教くさいHIPHOPや製造者不明の大量生産品みたいな歌詞の数々に辟易していた私の横を、春の嵐のように一瞬吹き抜けたようにすら思えました。
:この歌の雰囲気は、「GARNET CROW」の「千以上の言葉を並べても・・・」に似ているように思います。あれも私にとっては衝撃的だった。でも、残念ながら、私にとってあれを超える曲は、今のところGARNET CROWからは聞こえてきません。それくらい、あの歌の、私の中での存在感は大きいものです。
:この歌も、それくらい大切な歌になってくれたら、この秋はきっと良い時間を過ごせるんじゃないかな、などと思ったりしています。

2005年09月24日 マイノリティの一喜一憂。


:私は天邪鬼(アマノジャク)ゆえ、皆と同じものはなるべく買いたくないのです。それゆえ、周りが揃いも揃ってボーナスでiPod買ってた時に、私は↑こんなものを買っていたのです。クリエイティブというメーカーの「MuVo2 FM」というmp3プレーヤー。ええ、誰も知らないでしょうが。
:7cm四方のコンパクトなボディに、5GBの(当時は)大容量HD。もちろんリムーバブルディスクとしても使え、なんとFM放送まで受信可能(使ったことない)。色は選べる5色(欲しかった緑だけ売り切れ)。・・・と、なかなかツボを突くスペック。
:一方でメーカーがシンガポールだったり、包装がブリスターパック(吊り下げ陳列)だったり、たまにリモコンが利かなくなったり、パソコンと接続するとよく「HD読み取りエラー」を起こしたり、イヤホンコードが長すぎたり(きわめて胴の長い民族向け)しますが、まぁそこら辺はマイノリティのご愛嬌といったところです。
:今日も今日とて、電源切ったら「パワーオフ」と表示されたままフリーズしてしまったのですが、バッテリー引っこ抜いたら直りました。イージー。
:ええ、気に入ってますよ。このクリエイティブ(在シンガポール)。思えば会社辞めた時に、パソコンのデータをこのMuVoで持ち帰ったんだっけか。あ、涙が・・・。
:世間はiPod-nanoですね。天邪鬼でも、正直あれは欲しい。でもそれ以上に、MuVoを買った直後に出た、同じくクリエイティブ製の↓これが欲しい。あれだな、初代ロードスター(ユーノス)と新型ロードスターをどっちも所有したい気持ちとおんなじかな、これは。

2005年08月22日 せつなさ全開。


:今日も今日とてジムで体をいじめてきました。だいぶ筋肉痛にも慣れてきた今日この頃ですが、今日は結構みっちりいじめたはずなのに、何故か全く痛くない。それがとても不気味です。
:さて、GOING UNDER GROUNDがまた良い歌を作ってくれました。タイトルは「きらり」。夏の終わりを強烈に感じることの出来る、センチメンタルな一曲です。
:この曲のPVが、またイイ。車窓を流れる、何の変哲も無い風景。その場所場所で思い出を重ねて…という感じで、好きな人と別れて間もない今の自分と、好きな人と一緒にいた頃の自分がリンクしていく、そんな切ない作りになっているのです。「車窓を流れる何の変哲も無い風景」という映像は個人的にとてもツボで(「くるり」にもあったね。ツマブキが出てるやつ)、それだけでもタイムリーヒット的な喜びがあったのですが、その景色の中に自分を見るという、この自慰的かつ自傷的な物思いは自分にも経験があるので、ここにきてホームラン的にドカンと胸打たれた訳です。いままでの作品にしても、ホントにGOINGのPVは良作揃いだ。
:さて、この「夏の終わりの切なさ」に満ち満ちた一曲を聴くたびに思うのです。「愛」と語らずに愛情を伝えられるってのは大切だよね、と。あんな胡散臭い言葉を使ってしか思いを語れないという「幼稚さ」は、少なくともGOINGには無さそうです。GOINGの歌は、具体的な言葉を並べて抽象的な世界を描きながら、聴く物に感情の機微を感じさせようと必死になっているかのように聞こえます。その思いのこもった詩が、僕は好きなんですよ。
:年齢は彼らのほうが1~2年下ですけど、同時代を生きてく喜びのようなものを感じていますね。

2005年08月20日 一人旅か…。


:久々にCDを購入。「セイント・エティエンヌ」の「テイルズ・フロム・ターンパイク・ハウス」・・・、覚えるのに苦労しました。(笑) ジャケのイラストが可愛いのですが、内容もそのジャケから推して知るべしという感じです。 ボサノヴァっぽかったり、Corrsを髣髴とさせる爽快なポップチューンがあったりと、バラエティ豊かな曲の数々で、BGMにベストマッチ。さっそくユーノスに積みます。
:今日は珍しく夜に一人で家にいることになったので、さらさ富小路で夕食を食べてきました。あそこのカレーはうまい。僕には少し辛めで、食べながら汗かきまくりましたが、食べれば食べるほど食欲の湧くうまさです。大き目の具もトロトロしてました。
:カウンターの隣の席では、仕事を終えたスタッフの女の子が一人旅の計画を立案中。熊野への一泊二日の行程を、30分刻みで入念に書き込んでいました。熊野の魅力を色々と聞かせてもらいましたが、地元以外に好きな土地を持っている彼女を羨ましく思いましたよ。
:一人旅も良いなぁ…。そう言えば、せっかく友人に東京で買ってきてもらったあのバッグも、まだ使い道のないまま箱の中に眠っています。バッグ・ユーノス・フリーの立場と揃ったコマ。これもマイ神様のお導きかも…。秋になったら、ユーノスと一緒に何処かへ雲隠れするかもしれません。

2005年08月01日 モバイルの新境地。

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:はい、また ↑ 買ってしまいました。っていうか、これをネットで予約したのは、まだ会社勤めだった頃なんですわ。なんでこんなことを言うかというと、時間指定を夜にしていたことに我ながらハッとしたからなのです。
:ちなみにコイツは「インテグラタイプR」のパトカーバージョンに変形します。カーモードの出来の良さにはただただ驚くばかりです…。
:さて、今日は木目調DELLデビューの日。あまりのデカさに、あらたなPCバッグの購入も考えたんですが、とりあえず以前から持ってるバッグに入ることは入った(でも緩衝材がないのでショックに弱い)ので、これで持ち運ぶことにします。「iBook落下事件」以来、自転車のカゴに入れるのは怖いので(緩衝材もないしね)、肩から掛けてとりあえず一番近い喫茶店に。
:(あぁっ!・・・重いし!痛いし!暑いし!)
:アレですね、肩に掛けての移動であれば、"自転車でなら"なんとか30分は耐えられそうに思います。あくまでも"自転車でなら"なんですが。それ以上は、色々と自問自答してしまいそうなので、無理はしないほうが良いように思いました。まぁ、2階の部屋でやっていた作業が1階の居間でも出来る、これでも充分モバイルです。そんなセルフ概念を発見しました。
:でもアレですわ、実際喫茶店で仕事始めたら、これがまたはかどるはかどる。(苦労して運んだ元を取り返すつもりで)作業を始めると、家でやってるのとほとんど変わることなく、ソフトはすいすい動いてくれます。(昨日阪神がアホな負け方をしたのでスポーツ新聞も読まなかった)おかげで実に作業に集中でき、思ってた以上のところまで進めることができました。
:少なくとも夏の間は、こうして家以外の場所で作業をすることが多くなると思います。その時は、どんどんこの木目調DELLを持っていこうと思います(まぁ慣れるか筋肉が付くかするでしょう)。
:まぁ本当の意味での「モバイル」としては問題がありますが(笑)、その独立した存在感は、やっぱり他のノートPCではあり得ないなと思います。だからこそ、その存在感を裏付けるように、しっかり働いてもらわないといけませんね(これ以上余計な出費が無いように…)。

2005年07月17日 ジャンスマを思い出す。

:写真家さんと夜カフェ。新風館のジラフにて。
:途中、「岡村靖幸が覚醒剤で逮捕」の話から「実は私は槇原ファン」という話になり、「青春時代にコレを聴いてました」という話へと転々とする中で、「ジャングルスマイル」の名前が出ました。
:「ジャングル」でもなければ、まして「スマイル」ではありえない彼らの歌は、「痛い」という言葉がぴったりのように思います。「イタい」のではなくて、聴く者の心をそっとナイフで裂くような「痛み」が、彼らの放つ言葉、奏でるメロディにはあるように思います。
:活動を休止してからどれくらいが経つのでしょう。ある時期、僕にとって冬と言えば「ジャンスマ」でした。冬になるとセンチメンタルになり、そこであえてジャンスマを聴くことでさらにどん底まで落ちていく…という自傷行為を繰り返していましたヨ。
:そういう訳で、今彼らの歌を聴きながらこれを書いてます。ただ、夏に聴く歌ではないし、ましてやBGMとして聴くべき歌ではないよな、うん。

2005年07月02日 現役復帰。

愛しのフォッシル
:以前、愛用のソーラー腕時計がご逝去なされたことは、ここでも書きました。亡骸は今でも部屋にあります。で、たまに使ってます。ニセ腕時計として(でもうっかりそれで時間を見てしまって、その度にガックリくる…)。
:で、もう一つの愛用腕時計が、上の画像のFOSSILE。大学三年の頃に買ったから、もう7年使っているものです。ダイヤル電話を模したデザインに一目惚れして買ったんですが、服の色を選ばない使い勝手の良さに加え、時間のズレもあまり無いという逸品。これが1万円もしなかったのは、まさに神様がくれたプレゼント。
:ただ、7年も使っていれば、色々ガタがきます。電池交換は2度やってますが、その際、内部に錆が見つかっているとのこと。また、最近ベルトが根元の縫い目からほつれて外れてしまっていたんです。そのため、電池交換を含めて都合三度目の入院をさせてました。
:7年前の、しかも当時既に売れ残りみたいな扱いの商品でしたから、半ば諦めてたんですが、今日ここにこうして新しいベルトを身に纏い、退院いたしました。
:うれしいですねぇ、またコイツとの生活が始まります。僕は、時計だのカバンだのライターだの、小物を買うのがやたらに好きですが、こういった運命的な出会いをそこに求めてしまうのですよ。(笑)

2005年06月27日 プレゼント・フォー・ミー。

バイナルテック「オーバードライブ」

:自分に誕生日プレゼント・・・なんてコトはしませんが、まぁ結果的にヨドバシの通販がそんなタイミングで届けてくれたので、そう思っておきます。(笑) トランスフォーマー・バイナルテックの「オーバードライブ」。コイツはホンダのS2000に変形します。ホントは買うつもりなかったんですけど、見れば見るほど出来が良さげで、結局買ってしまいました。スリムな胴体に拡がる肩と、いかにもヒロイックな体型のロボットモードも秀逸ですが、カーモードもまとまりが良くて、お陰でまた完全に熱がぶりかえしてしまいましたよ。(笑)
:さて、今日が本当の意味でのフリーランス初日ですかね。
:午前中は、何と言うか「職場の環境整備」と言いますかね、机の周りを片付けてました。良い仕事は快適な環境から。お勤め時代も、頻繁に机の上を片付けてましたから、家で仕事をすれば部屋がどんどん綺麗になるかもしれません。
:午後からは、近所の喫茶店に場所を移してのお仕事。今回はデザイン・・・とまではいかない、ごく小さなラフイメージの作成ですんで、ペンとノートを持っていっただけです。2時間ほどやってましたが、非常に快適で仕事の能率は上がったように思います。
:あれですね、自宅でもない(複数人が勤める)職場でもない、第三の仕事場というのは僕にとって最も理想的な環境なのかもしれません。いつか独りだけの「仕事場」が持てたらなぁ・・・などと、少し夢も見てました。(笑)
:この調子で、明日からはさらに仕事の密度を上げていかないと! 

2005年04月27日 これ持ってどこ行く?

粋なはからい。
食パン?
中がこれまた!
:家に帰ったら、横浜の親友から粋な小包が届いてました。
:その中身は、久々の、結構大きな衝動買いの品。額は書きませんが、自分でも改めてびっくりするくらいの額です。(笑)
:あれはもう2ヶ月ほど前のこと。カフェで友人を待つ間に、ふと手に取った「monoマガジン」がきっかけでした。そこには、僕好みの非常に素敵なバッグが載ってたんですね。バッグの類は好きなんですが、今まであんまり自分の好みを反映したモノに出会えて来ませんでした。冬のコートの次くらいに選ぶのが苦手なジャンルです。
:しかしこのバッグは、一目ぼれ。間違いなく「フォッシルの腕時計」「クローバーのZippo」に並ぶお気に入りになるはずだと感じ、その場で写メに撮って、後日メーカーのサイトをチェックしました。
:そしたら何とこれが新宿伊勢丹での限定発売品・・・。
:仕方なく、気休め程度に"京都よりは近い"ということで横浜の友人に尋ねたんですね。そしたら彼は快く引き受けてくれて、今日こうして発売間もなく自分の手元にやってくるという幸運に巡り合えたという訳なんです。もうホント、手垢のついた言い回しですが、「持つべきものは友」というやつで。しかもプレゼント包装なんてコ憎いオマケまで付けてくれて(一番上の画像参照)、これはメシの一つも奢らんと、という、まぁそんな心境なのです。
:さて、バッグの話に戻しましょう。
:2段目の画像で言うと、表面のベージュの部分が麻で、茶色い部分が牛革という組み合わせでできたバッグです。用途的には、一泊二日の出張にベスト、と言った感じでしょうか。真ん中に仕切りがあって、一方にはYシャツなら収まる、というサイズです。今の仕事でこれ持ってどこ行くんだ、ということですが、まぁそれはどうでもいいです。衝動買いとはそういうモノです。使い道なんてどうでもいい。ただこの存在が欲しい。
:この色合い!この形!この作り!もうこれは、「ユーノスに乗せなさい」というマイ神様の声が聞こえるかのようです。これに必要なものと余計なものを詰め込んで、ユーノスに乗ってフラッと走りだすのです。「ユーノスに乗せて一人旅にでも出なさい。どうせ一人モンなんだから。一泊二日くらいにしときなさい。どうせ寂しくなるんだから。」と、おせっかいなマイ神様が言ってきます。うるさいわ!
:そう言えばもうすぐGWですね。そう言えばも何も、指折り数えて待ってるんですが。これ持って本当に何処かに行くかもしれません。それで、それっきり帰ってこなかったりもするかもしれませんね。(笑)

2005年02月28日 お金の使い道。

PROTEX SECOND
:↑は最近仕事で使ってるアタッシュケースです。今日はコレ持って、仕事で梅田へ行ってきました。天気、よかったですよ。おかげで、昼から会社に戻ってきても、やる気が30%くらいしか残ってなかったです。(笑) ただまぁ、今日は給料日だったので、後半少しがんばってみたんですが…。
:さて、お金です。給料日に考えることは、やはりお金のことなのです。
:一人身です。家族と暮らしてます。ギャンブルはしません。お酒の席も好きじゃないです。お金の掛かる趣味もそんなにないです(オモチャは買うが…)。最近はもっぱら、貯金する傍らで、ストレス発散に衝動買いする、というのが(色々な支払いを除いて)メインの使い道のような気がします。その衝動買いが結構多いのが「どうなんだろう」という感じではありますが、まぁ貯金は地味にしているほうです。
:貯金は何に使うか。実は近い将来、1人暮らしを始めたいと思っています。1人暮らしをしていない男は1人立ちできていない、というのを常々思っていまして、30歳を前にして、やるならここ1~2年だな、と目算だけは立てているわけです。まぁ、そのときの仕事の状況とか、ただでさえ自転車で30分掛からないところに職場があるのに、この先どこに住むつもりなんだ、とかあるにはあるんですが、とりあえず目標を立てないことには始まりません。1人暮らしをしないまま1人で朽ちて行くのは結構なのですが、万が一結婚でもすることになったら、そんなお恥ずかしい自分を嫁がせるわけにはいかないのですよ。
:しかしここに来て、「外に出よう」という自分的キャンペーンが始まってしまいまして、私を3年知る後輩曰く「かつてないヤル気」が今、みなぎっているのです。さぁ、金を使うぞ、買っちゃうぞ、という気持ちが溢れているんですね。困ったもんですね。
:ということで、「1人暮らしが意義あるものになるように」という、2ステップ先を見越した上での「自己投資」を言い訳に、久々に衝動買いではない使い道を模索してみたい今日この頃な訳です。

2005年02月16日 仕事しながらゴーイング。

:ウチの職場では、FMラジオをBGMとして流しっぱなしなのですが、FLASH部(正式名称:モーションデザイングループ)の人間はそれぞれにヘッドフォンで音楽を聴きながら仕事していたりします。(音量には注意してますよ)
:最初にやりだしたのは、間違いなく僕でした。FLASHで作るムービーには、カッコいいものやら、かわいい感じのものやら、キレイな感じのものやら、色々ある訳です。例えばカッコいい、スピーディー、シャープ…といったイメージのムービーを作ろうとしてイメージを固めている時に、暢気な音楽がテロテロ流れていると、なかなかイメージが固まらないんです。脳内BGMに頼っても限界がある。ということで、勝手にヘッドフォンを使い始めました。一度社長に理由を聞かれたことがありますが、同じように理由を説明すると特に何のお咎めもなく、その後同僚にも波及していって今に至ります。(実際、フリーでやってた人間は1人のほうが仕事がしやすかったりする、ということも影響してますが…)
:最近は、GOING UNDER GROUNDのアルバム「h.o.p.s.」を聴いていたりします。今までの「センチメンタル」や「爽快感」といった彼らのイメージの他に、「深み」も加わったニューアルバムです。じっくり聴くとグッとくるので、さらっとBGMレベルで聴くのが実に良い感じ。マウスを操る手もはかどるといった感じです。
:そして家に帰ってからは、とりあえずそのアルバムに特典として入っている、「同じ月を見てた」・「サンキュー」という2つのシングルのPVを見ます。彼らのPVはミニドラマ調の作りが特徴なんですが、この2作は泣かせるつくりで、何度も見てしまってます。とりあえず今日も泣いておきました。
:最近、CDショップで「サンボマスター」とうっかり間違えてしまうことの多いGOINGですが(笑)、なんとなく気に掛かるルックスの一面で、最近の彼らは同世代のシンパシーを感じさせてくれるように思うんですよ。

2004年12月12日 新参車。

コルベット
トラックス
:先日届いた、トランスフォーマー三体目。実はコイツ、いわくつきでして、ネット通販で買ったら二度も不良品を掴まされて、その意味でも三体目だったりします。ようやく五体満足な個体が届きまして、お目見えとなりました。
:トランスフォーマーで始まりましたが、今日はまさに車の日でした。なんだか久し振り。
:まず、ラウムが納車されました。さすがトヨタ、隙の無い作りです。いわゆるユニバーサルデザインも満足できるレベルですが、全体としても過不足なくまとまっていて、文句の付けようがないんですね。細かく言えばキリが無いですが、長年クルマを作って行く中で、ユーザーから出た声を確実にフィードバックしているんだなぁということが、このクルマ一台を見ただけで分かったように思いました。
:ただ一方で、ラウムが納車されたということは、僕のほぼ「初マイカー」と言えるスプリンターマリノとの別れでもあった訳です。僕が大学3年~再就職までをともに過ごしたこのクルマは、その間の色んな思い出のシーンに必ずと言っていいほど存在していました。僕のほうは先にユーノスに乗り換えていて、すれ違いのような感じになりましたが、昨晩はマリノに礼を言い、頭を下げておきましたよ。
:ところで、実は僕自身、ラウムを運転したことは一度も無いんです。一応家族車ということで、父と弟がメインになるものですから、僕は蚊帳の外ということで、遠慮しています。今後もユーノス一筋ということで。
:納車に立ち会った後、急にお誘いがあって、写真家さんと日産に行ってきました。お目当ては、ティーダ。写真家さんが家族&仕事用に購入を予定されているとのことで、試乗もしてきました。相変わらず僕は助手席ですけどね。(笑)
:ティーダ、これまた良い車です。ロードノイズは少なく、エンジン音も聞こえない(アイドリング中はエンストかと思うほど)。加速はスムーズ、乗り心地は適度に硬い。さすがにトヨタほどのキメ細やかな気配りは目立ってきませんが、車としての個性や完成度はかなり高いと見ました。ラウムは走りに関してピンと来なかったんですが、ティーダは乗っていて楽しそうです。個人的には、前後のデザインが調和していないように思えるんですが、現在の元気な日産車群には馴染んでいるので、まぁそれは良いでしょう。
:さて、年末ならではということで、この一年を振り返ってみると、ホントにクルマ一色の一年だったもんだなぁとしみじみ思う訳です。しかも、自分のクルマのことだけだった訳じゃないから、楽しい訳で。来年末には(僕にとっての)ユーノス初車検が控えています。また来年も色んなクルマとクルマづくしの日々を送り、オーラスで車検が来るような流れだったら良いなぁと思ったりもしてます。

2004年11月03日 お金の使い道それぞれ。

これが…
こうなります
:もうね、一度火がついたら、とりあえず鎮火するまでは何ともならんのですよ、いくつになってもね。ということで、もうちょっと前のことになるんですが、買った「トランスフォーマー」が↑です。ロボットの状態もさることながら、ジープの状態のカッコよさと言ったら…!RX-8の時よりも、間違いなく実車再現の出来は上で、ナンバープレートにサイバトロンマークがあしらわれていなかったら、誰もミニカーだと信じて疑わないことでしょう。しかもコイツ、4輪のサスペンションまで効いてたりします…。
:ちなみに、トランスフォーマーは、年内だけでも"少なくとも"あと3つは購入を予定。
:そういう僕も、やはり「そろそろ先立つものがないと、年だけ取ってちゃイカンなぁ」と思うのですよ。
:祖父が亡くなったときに、強く思いました。「結婚はしたほうが良い」と。何と言うんでしょう、ただ単純に「ひ孫の顔を見せてやりたかったなぁ」と思ったんです。そしてそれと同時に、自分の両親にしても、やはり息子が年頃になって無事に結婚して、孫の顔も見て、それで喜ぶということはあるんだろうなと、祖父母と母の関係を思うたび感じました。赤ん坊の僕を抱く写真の中の祖母は幸せそうだし、すぐとはいかないまでも、そういう親孝行はしたいと強く思います。
:まぁそういう訳で、祖父の遺産を少しばかり僕もいただくことになったのですが、それは全額"結婚資金"として普段使うのとは別の口座に入れることにしました。祖父から最後にもらったお金は、オモチャなんぞに使う訳もなく、少しでもひ孫を見せた気になれるように使おうと思います。
:ただね、結婚結婚書いてますが、まだ予定も見込みもないんですよ。もっと言えば、嫁の候補も、候補になりそうな人材すらいない。(笑) 
:とりあえず今のところは、祖父からもらった最後のお小遣いだけが現実な訳です。

2004年09月30日 買わせてください。

これが
こうなります
:最近はお仕事が忙しいのです。
:日付が変わる前には帰れて、休みはとりあえず家でも出来る仕事で、ちまちまと1人で作っているのがメインで、朝は10時出勤。恵まれているのは重々承知してます。でも、とりあえず、そうは分かっていても、大人になれない私は漏らしてしまうのです。あぁシンド、と。
:そこで溜まったストレスはどこに行くか。
:自慢じゃないですが、ストレスの発散は物凄く下手糞なんです。それが元で病気になり、一度は職を失ったほど、私のキャパは小さいのです。 しかも、一度そうやって「ストレス負け」したことがちょっとトラウマ気味になっていて、必要以上に「疲れないようにしないといけない!」と思ってしまうのです。
:で、戻りますが、溜まったストレスはどこに行くか。
:財布から、お札の顔して消えていくのです。
:ということで、梅田で仕事の打ち合わせをした後、直帰の道すがら買ってしまいました、トランスフォーマー。 RX-8なんですよ、こいつ。 しかも、昔活躍していた戦士たちが、時を超え、新しいボディを身にまとって復活、なんてオヤジ泣かせな設定なんですよ。ちなみに、こいつはかつて白いポルシェだった「マイスター」というヤツです。もう、見つけた瞬間ストレスの5分の1くらいは飛びましたね。
:ということで、えぇ、置く場所どうすんだとか、他に買うもんあんだろとか、自分の中で葛藤もあるわけですが、まぁいいじゃないですか、買わせてくださいよ…。

2004年09月14日 男は腕から。

CROSSの時計
:先週、欲しい時計が見つからないと書いた気がしますが、それを書いた直後に購入したのが上の時計です。(笑) 本日クロネコヤマトで届きました。
:なんと言うか、それまで見ていたサイトの写真がとにかく写りの悪いもので疑って掛かってたんですが、別のサイトで見たらすごく良かったので買うことにしました。ネットで買うということでバンドの調整をしてもらえないため、当初希望していた金属バンドの時計は諦めることになってしまいました。
:CROSSはアメリカの文具メーカーです。変わった形のボールペンを文具店で何度か見たことがあったので、まさかそこが時計を出しているとは、と初めは驚きました。でもこれがシンプルで、それでいてちょっと個性的。派手さはないけど(いらないけど)安っぽくもないという、絶妙なコントロールでストライクゾーンに食い込んで来たわけです。候補は二つに絞られました。この写真のと、金属バンドのクロノ。でも、上記のようにバンド調整に不安を感じたので、とりあえず今回は革バンドの写真のモデルにした訳です。
:非常にクラシカルな趣。それでいて針はブルー。・・・パッと見シブ過ぎる気がするんですけど、寄って見ればハッとするところのある時計です。
:文具メーカーということで、時計の信頼性はどうなんかなと思っていましたが、裏を見たらしっかり「Japan Movement」の文字が。(笑) これは箔付けだったりするんでしょうか…? メーカー保証はなんと10年間なんですけど、壊れたら壊れたでアメリカに送んなくちゃならないんで、安心して良いんだか悪いんだか…。(笑)
:まぁでも、これで調子が良いようなら、あのクロノも考えちゃうなぁ…。また悪い虫が騒ぎ出したかもしれません。
:ということで、CROSSとFOSSILという、実にアメリカンな時計生活が今日より始まりました。さらばセイコー、また会う日まで。

2004年09月12日 整理された週末。

PRINCEライター
:↑先日、電池切れで撮れなかったライターです。久々のガスライターなんですが、ちょっと滑りやすいことを除いて、結構使いやすいライターですよ。
:右下の丸い部分がガス残量を表していて、ガスが少なくなるとそこの赤い部分が白くなってくるらしいんですが、まだ白くはなってないんで、ガスが残ってるということなんでしょう。(笑) シルバーか鼈甲か悩んで鼈甲にしたんですけど、やっぱりこういう渋めなほうが今の自分にはシックリくるなぁと思ってます。ええ、子持ちに間違えられるくらいですしね…。
:この週末は全く予定が無かったんですけど、土日ともに友人からのお誘いがあって、外に出ました。持ち帰りの仕事はあったんですけど、どっちの日も午前中に済ましていたので、午後以降はリラックスして過ごせたと思います。
:そして両日とも、夜には村上春樹の新刊「アフターダーク」を読みました。昨日はBGMにADIEMUS(アディエマス)と、傍らにアイスコーヒー。今晩はBGMこそ同じなものの、友人に薦められたリキュールを飲みながら読んでました。以下、読後感をちょっと書こうと思うので、未読の方はご注意ください。
:今作は、何と言うか、今までの村上春樹の小説とは全く違うものでした。「異質」という言葉が一番シックリくるかもしれません。別の作家の本を読んでいるみたいな違和感を感じ続けながら、「変だな、変だな」と言う間に読み終わってしまって、何だか置き去りにされたような気持ちです。
:人にはまず第一声で「面白かった?」と聞かれると思うんですけど、それに対しては「面白くは無かった」と答えるしかないように思います。前作ほどの分かりやすいスペクタクル性もないし、興奮を覚える場面も皆無でした。村上春樹に必須とも言えるセックスもおいしそうな料理も出てきませんでした。出てきたのは、日が沈んでから夜が明けるまでに消費される、胃に残りそうなものばかりでした。
:ただ、東京の小さな区域の、日が沈みまた日が昇るまでに起こった出来事という非常にミニマムな舞台と、それでいてまるで神のように空間を自在に移動し、感情まで読み取ろうとする「私たち」という謎の語り手、このかけ離れた二つをつなぐものは何だったのか、やっぱり考えずにはいられないんですね。それはまだ言葉になりませんけど、言葉にしたところで、結局は意味をなさないような気もしています。なんと言うか、そんな妙な読後感の残る作品でした。

2004年09月05日 ビバ衝動買い。

背景は気にしないこと。
:今日は会社に持っていく事務用品を買いに出かけました。
:事務用品を、買いに行きました。
:でも気付いたら、↑こんなカップを買ってました…。
:やっぱり衝動買いって楽しい…。
:もう僕の頭は秋を通り越して「冬モード」へ移行しつつあります。「事務用品」(備品を入れておくトレーみたいなもの)を探しながら4件の雑貨屋を巡ったんですが、最後の店でこれを見つけた時、もう僕の頭は一時完全に冬となりました。(笑)
:白いカップに注がれるコーヒー。そのカップにこの布製の「コート」を着せ、テーブルに持っていく時のワクワクした気持ち…。「このカップを買えば、この冬は幸せになれる」、そう思いました。そして、「少なくとも今日は幸せになれる」とも思いました。ということで、二つお買い上げ。 …なんかねー、カップって一つだけ買うのは申し訳ない気がして、とりあえず二つ買ってしまうんですよ。この日記の上のやつもそうですけどね。どうせ将来1人暮らしをしても、ウチには男くらいしか来なさそうなんですけどねぇ…。
:家に帰ってきてふと我に返ると、「布の部分を汚さないように飲むの、大変そうやなぁ…」と思いました。でもまぁ、「買うんじゃなかった」とはひとっつも思ってませんけど。ちなみに、今日はもう一つ、新たにライターも衝動買いしてたりします。写真に撮ろうとしたらデジカメの電池がなくなったので、それはまた後日載せようと思ってます。
:あ、事務用品ですか?日が暮れた頃、帰る間際になってようやく適当なのが見つかり、なんとか買えました。でも、その値段が衝動買いしたモノの7分の1だったのには、我ながらちょっと反省してしまいましたが…。(笑)

2004年08月31日 ソーラー時計、逝く。

:モノには心があると言います。
:電化製品を買い換えようと思っていたら、お古が急に故障したり。 事実、我が家は今秋に、6年間お勤めしてくれたマリノに代わって新車を購入予定ですが、マリノは最近「ガソリン切れ」ランプがつきっぱなしだそうです。
:私はここ数年、二つの腕時計を愛用しておりました。フォッシルの盤面がダイヤル電話をモチーフにしている可愛げなヤツと、ソーラー電池でスリムな時計。気分やシチュエーションで二つを使い分け、過不足無く過ごしてきました。新しい時計購入など長い間考えたこともなかったです。
:数ヶ月前、フォッシルのほうが二度目の電池切れとなったのですが、夏に皮ベルトは暑いので、しばらくほったらかしてソーラーのほうを使っていました。で、先日フォッシルの電池換えを済ませ、「さぁこれで秋に備えて揃い踏みだべや」と思った矢先…、なんとソーラーが止まりました。 (涙
:ソーラーですから、半永久的に電池には困らない訳です。充電分がなくなってきたら、少しずつ進みが遅くなるので分かりますし、8分くらい陽にさらせば充電完了です。これは一生ものだと思ってきました。ところが、どうもそれがポックリ逝ってしまわれたらしいのです。ある朝見たら、完全に止まってしまっていました。さらに何分充電したってピクリとも動きません。
:ソーラーは、いったい何を勘違いしたのでしょう。フォッシルは秋に備えて戻ってきただけで、これからもソーラーは必要だと言うのに。たま~にスーツを着る時なんかには、シックなソーラーが有難かったというのに…!
:時計の修理は高いもの。「じゃぁ新しいの買おっかな」となるのが関の山。別に新しいのを買うのも良いんですが、そうそうこんなにツボにはまるデザインの時計はないでしょう。しかも、どうせならやっぱりソーラーがいいですし。防水は欲しいですし。それでいてゴツいのは嫌ですし、…電波機能はどっちでもいいけど…。
:ということで、しばらくは亡きソーラーとの日々を思い出しつつ、新しい時計を探すこととします。それにしても、今年はなんだか愛着のあるものとの別れが多いような…。

2004年08月24日 本日は一言ナリ。

:バニラアイスはやっぱりLadyBordenが最高。

2004年02月05日 新たなZippo到着。

zippo.jpg
:母親が数日前にスーパーでバームクーヘンを買ってきたのですが、その賞味期限が3月29日と知って驚いています。スポンジケーキのくせに、異様に持ちますね、ヤツは。
:ということで、Zippoが到着しました。
:今日の帰宅時間は深夜1時半となりましたが(もちろん仕事です。ということで、下の時間はまたうそです)、これを手にとって、癒された思いです。それにしても、このZippoは前の部分にプレートが貼ってあって、そこにクローバーがあしらわれているんですが、そのせいで今までの所有Zippoに比べて圧倒的に重いです。結構落としそうな予感がしますね。
:週末は輸入車ショーに行く予定。それを楽しみに、日々FLASHと戦っています。今年は僕にとってのマイカー元年になる年ですが、現在の第一候補はスマートカブリオ(スマートのオープンモデル)。ついでユーノスロードスター、そしてコペンといったところでしょうか。日々第一候補が入れ替わり、寝る前にカタログを眺めるのが日課になっていますよ。

2003年11月25日 戦力補強の目玉。

z1.jpg
:デジカメを買い換えました。
:前に使ってたやつは、4年ほど前に買ったものだったんですけど、バッテリーの持ちが急に悪くなったんですよ。それに、正直性能にも不満がありました(まぁ古いから仕方ないですけど)。ただ、本当はボーナス商戦まで待っているつもりだったんですけど、近所で良い値で出てるのを見て、就職活動でゴタゴタしないうちに、と半ば勢いで買うことにしたんです。
:買ったのはコニカミノルタの「DiMAGE Z1」。写真では分かりづらいですけど、レンズに持ち手が付いただけみたいな、分かりやすい(?)デザインのカメラです。僕は個人的に、はんぺんみたいな長方形のカメラが嫌いなんですね。持っていて手が滑りやすし、小さくて軽いと手ブレを起こしやすい。ということで、ある程度厚みがあって、変わったデザインのにしようと思っていたら、これにたどり着きました。
:バッテリーは電池で、しかもアルカリが使えるので何かと便利そうだし、ズームも光学10倍でなかなか強力。接写も出来る。操作性も、店頭で触った感じでは分かりやすかったです。不満はデカいことと、その割にモニタが小さいこと。でもまぁ、良い買い物をしたんじゃないかと思っています。
:それになにより、上の写真、手ブレこそしてますけど、部屋の蛍光灯の下でフラッシュを使わずにこれほど明るい写真が撮れるなんて…!今までのデジカメでは、室内ではとてもじゃないけど何が写ってるか分からない、フラッシュを使ったら逆に飛んでしまう、モニタと実際の画像が違うなど、さんざん苦労してきただけに、これは感動ものでした。(笑) これからは、この日記もそうですけど、デジカメを大いに活用していきたいと思っています。
:さて、話は変わりますけど、今日学校へ行ってA3版のほうの作品集を出力してきました。印刷するだけ、と思っていたら一日仕事になってしまいました。これで履歴書以外の準備が整った訳で、今週は就職活動モードでガンガン行きたいと思っています。まぁ、日記としてはこっちのほうが重要なんですけど(笑)、これについてはまた明日以降、じゃんじゃん書いていきますね。


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