IHANOYA

ミシシッピニオイガメと、ときどき家族。

三十路ホイホイ。

この時代に育ったのが運の尽き、と思うのです。

僕が物心つくようになってから思春期辺りまでというのが、ちょうど80年代になります。好景気の波に押されて、世の中には野心的なプロダクトが溢れていました。子供を取り巻く環境もまた例外ではなかったですね。

僕が最初に自ら欲しがったオモチャはトミカだったと思います。次いで仮面ライダーの変身ベルトや超合金の合体ロボ。その後はトランスフォーマーゾイドビックリマンキン消し、さらに聖闘士星矢SDガンダム、タミヤのラジコンミニ四駆…。振り返ってみると、次々とキャラクターが生まれ、それらのグッズが後に語り草になるようなブームを生んでいく、すごい時代でした。僕らの世代は皆負けじと、お小遣いやお年玉を駆使して投資してきたもんです。
僕の手元に、それらの「投資物件」はもはやひとつも残っていませんが、上の画像にあるような本を見ると、その商品を集めていた頃のことが芋づる式に思い出されます。間違いなく、僕の少年期を形作る大きな要素でした。

僕がまたオモチャに呼び戻されてしまったのは1999年、ゾイド復活の際。その後、狙いすましたかのような企業のリバイバルブームの集中砲火を浴びてきました。小さい頃に植えつけられたコレクター気質はそれに毅然と立ち向かい、財布は蜂の巣状態に。それでもまだ、砲弾の嵐は止みません。奥さんにズボンの裾を踏まれながらも、僕はまた戦場に向かうのです。

いつか、90年代の少年たちに、前線を譲る時がくるでしょう。そうなれば、僕らの世代にスポットライトが当てられる日はもうしばらくやってこない。少年時代の思い出と無邪気に触れ合える幸せを、もうあと少しだけ楽しんでいたいのです。

80年代こども大図鑑 (別冊宝島1873)
80年代こども大図鑑 (別冊宝島1873)
この時代のブームってのは、同世代なら知らない内容はないのかも。

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