IHANOYA

ミシシッピニオイガメと、ときどき家族。

ハワイその2:真珠湾上のジャパニーズ。

戦艦ミズーリ。

暗雲を背にそびえ立つのは、アメリカ海軍の戦艦「ミズーリ」。

ハワイで最も印象に残ったことといえば、この真珠湾に行った時のことは外せません。この日はミズーリと、もう一隻、戦艦「アリゾナ」を見てきました。

無知でお恥ずかしいばかりですが、戦力として「戦艦」を保有している国っていうのは、今はもうないんですね。このミズーリは第二次世界大戦から湾岸戦争にも参加したアメリカ軍最後の戦艦ですが、今はこうして記念艦として公開されています。

もちろん戦艦の中を見ることは貴重な経験なんですが、真珠湾に置いてあるだけに、この戦艦には第二次世界大戦の影が色濃くあります。特攻隊が突撃してきたときの傷が残り、そして甲板上では「降伏文書調印式」が行われました。いわば、大戦の終わりを象徴する場所なんですね。

そして、もう一つの「アリゾナ」は、大戦の始まりを象徴する船です。

アリゾナの砲塔。

アリゾナは真珠湾攻撃に遭い、今はこうして一部を洋上にさらしながら、ハワイの海に沈んでいます。当時の1000人を超える船員を中に残したまま。
船の上には記念館が建設され、そこから海中を見ることができます。館内には墓碑があり、記念館というよりは「お墓」として建てられたようでした。

アリゾナとミズーリ。

手前に沈むアリゾナと、向こうに見えるミズーリ。第二次世界大戦の始まりと終わり。

アリゾナ記念館内。

中学生の頃に広島の原爆ドームを見て、高校生で沖縄の防空壕を見てきました。そして今度は敵国の側からあの戦争を見ることが出来ました。
真珠湾の真実がどうあれ、ここに日本人として来る意味はやっぱり大きいなぁと思うのです。第二次世界大戦の痕跡は世界中にありますが、ここは日本人が日本人として、あの戦争を振り返ることの出来る貴重な場所です。

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