ろ過機のこと。

ミシシッピニオイガメの「おはぎ」

植木鉢の向こうから様子をうかがうおはぎさん。

……は、さておき、最近の我が家的にスマッシュヒットだった「ろ過機」のことについて。

これまで我が家ではGEXの「コーナーパワーフィルター(Amazonにリンク)」を使っておりました。これは入門セットなんかにも入ってる、一般的なフィルター。分解が容易で掃除がしやすいのと、水槽の角に吸盤でくっつけるタイプなので、縦置きでも横置きでも使えて邪魔になりにくいというのは美点でした。
ただ、ミシシッピニオイガメは結構な量のう○こをしてくれやがりますので、それを処理するにはろ過能力が低く、おまけにろ過材の消耗が早いというのが難儀なところ。フィルターを付けていても水がすぐに汚れるので、水換えは3日に1回の割合。しかもろ過材はしょっちゅう買い換えないといけないのでコストも掛かってました。一時は奥さんがろ過材を自作するところまでいきましたが根本的な解決には至らず、60cm水槽導入となっていよいよ悩みが深まっていたわけです。

で、色々調べた結果、現在使っているのが同じくGEXの「デュアルクリーン600 SP(Amazonにリンク)」というやつですよ。これは上部フィルターというタイプで、水槽の上にどかっと載せて使います。導入するにはちょっと躊躇する大きさではあるんですが、それだけにろ過能力はすごい。確かにう○こはしているはずなんですがカスしか残っておらず、水がなかなか汚れません。おかげで水換えの頻度は1週間に1回となりました。ろ過材の交換の目安は1ヶ月でコストも圧倒的に低いし、水換えの頻度も減ったので使う水の量も当然減りました。
難点もないわけではありません。水槽の天井を半分くらい隠してしまうので、明かりが当たる領域が大幅に減りました。それだけ大きいものですから、水換えのときに場所も取るし、洗浄も大変です。

とは言え、3日に1回の水換えのことを思えば労力はずいぶん減ったので、我が家では45cm水槽にも同じ種類の「デュアルクリーンフリー(Amazonにリンク)」を導入しました。これは45cmと60cmが兼用できるアジャスターが付いていて、本体は小型のタイプ。なので、最初から60cmのほうもこっちでよかったな……と若干後悔はしています。

フィルターは奥が深いもので、水草や混泳の状況などによっても選択肢が変わってきます。ただ、ミシシッピニオイガメの単独飼育については、個人的に「デュアルクリーンフリー(Amazonにリンク)」はオススメです。
そうそう、もうひとつ長所がありました。水槽の天井が半分ふさがれたことで、脱走防止の効果も少しは期待できそうです……。

※追記:こちらのフィルターは2020年まで使用しましたが、現在はロカボーイを使用中です。

 

▼ 安価なのもありがたいところ。

記事データ

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コメント

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“ろ過機のこと。” への2件のフィードバック

  1. シンイチ より:

    すみません!質問です!
    デュアルクリーン600 SPの水中モーターはかなり高い位置についているので水位が上がりすぎて亀の飼育には向かないというか出来ないという認識だったのですがどのように使っていますか?

    • IHANOYA より:

      ご質問ありがとうございます。( ̄▽ ̄)

      我が家では、子亀の頃は「コーナーパワーフィルター」を使用していて、
      亀が成長するにつれて少しずつ水位を上げていきました。
      現在の水深は亀が首を伸ばせば息継ぎができるくらいですが、
      デュアルクリーンを使うのに十分な水位になっています。

      仰る通りモーターは高い位置にあるんですが、
      吸水用のパイプは水槽の底近くまでの長さがあります。

      飼育に最適な水位は亀の種類によって違うと思いますが、
      充分に成長したミシシッピニオイガメなら
      デュアルクリーンでも大丈夫ですよ。(^^)/

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